安小嶼(アン・シャオユー)は旧友の秦哥(チン・ゴー)からの電話で慌てて指定場所へ向かうが、そこには誰もいなかった。突然、周囲が明るくなり、巨大な安小嶼(アン・シャオユー)のポスターが現れる。中から熱狂的なファンたちが飛び出し、彼の名を叫ぶ。この光景に驚く安小嶼(アン・シャオユー)だったが、辛辰(シン・チェン)の姿を見て、彼女の仕業だと気づく。彼は辛辰(シン・チェン)を問い詰め、自分は臆病者だと認め、ここから去るように言う。
辛辰(シン・チェン)は自身の経験を語り、安小嶼に夢を諦めないよう説得する。ファンのため、そして彼自身の夢のために。安小嶼は辛辰の言葉に心を動かされ、彼女の献身に感謝し、ステージで得意な歌を披露する。ファンは熱狂し、どんな姿になっても彼を応援し続けると伝える。歌い終えた安小嶼は辛辰に心からの感謝を伝える。
辛辰は艾奥萨(アイ・アオサー)からメッセージを受け取る。安小嶼の契約違反により、15日以内に問題を解決しなければ法的措置を取るとの内容だった。辛辰は安小嶼に、責任を含め全てに向き合うため、一緒に戻るよう説得し、安小嶼は快諾する。
安小嶼は戻ってすぐに父に会う。父は彼が芸能界を辞め、家業を継ぐと思い喜ぶが、安小嶼は芸能活動を続ける意思を示す。たった一人のファンのためでも歌い続けると言う息子に父は激怒し、金銭的援助はしないと告げる。安小嶼もそれを受け入れる。
安小嶼は気持ちを新たにし、辛辰と会社へ向かう。艾奥萨(アイ・アオサー)は既に違約金契約書を用意しており、違約金は分割払い可能で、頭金は600万元だった。安小嶼は会社が冷酷だと感じる。彼は会社に多大な利益をもたらしたのに、追い出され、高額な違約金を請求されるからだ。しかし、艾奥萨(アイ・アオサー)は決定権は上層部にあると言う。
艾奥萨は安小嶼に、艾路威(アイ・ルーウェイ)がもうすぐ来るので、正面玄関は避けるように忠告する。しかし、安小嶼は彼女がもう自分のマネージャーではないと言い、自分のやり方で行動する。結局、安小嶼は記者の前で艾路威(アイ・ルーウェイ)にコーラを浴びせ、以前の恨みを晴らす。周茉(ジョウ・モー)は安小嶼の行動を支持し、艾路威(アイ・ルーウェイ)がファンと密会していたことを問い詰めるが、艾路威は彼女に口出しするなと言う。
安小嶼はすぐに金を用意できず、辛辰は彼を助けるため、大切にしていたブランドバッグやアクセサリーをネットで売りに出す。さらに、孫瑶に家を売る。以前、孫瑶の妊娠を隠し、自分が彼女を突き落としたという濡れ衣を着せられた恩があったためだ。孫瑶は感謝しているものの、明らかに損な取引に戸惑うが、辛辰は、もし妊娠の事実を暴露すれば、成功した彼女にとって大きな痛手になると告げ、孫瑶は要求を受け入れる。
辛辰は艾奥萨に600万元の小切手を渡す。艾奥萨は安小嶼が艾路威にコーラをかけた件で、公開謝罪を要求するが、辛辰は拒否し、会社の秘密を暴露すると脅し、艾奥萨は引き下がる。安小嶼は辛辰が違約金を支払ったことを知り、彼女を訪ねる。辛辰は路昕(ルー・シン)と会っており、彼に家を売った理由を問われる。辛辰は事務所を立ち上げ、芸能界でのキャリアを再スタートさせると答え、安小嶼を自分のマネージャーとして紹介する。安小嶼は辛辰に指輪を返し、辛辰は皮肉を込めて、かつて路昕(ルー・シン)にプロポーズしようとしたが、運命のいたずらで彼の本性を見抜いたと語る。
安小嶼は行くあてのない辛辰を自分の賃貸部屋に連れて行く。辛辰は安小嶼に同居契約書にサインさせ、ホテルのジムに連れて行く。これは全て費用を節約するためで、事務所設立には多額の費用がかかるからだ。その時、温良(ウェン・リャン)が助け舟を出し、自分の店舗の鍵を辛辰に渡し、使って良いと言う。
第12話 感想
『マイ・ラブ・スーパースター』第12話は、安小嶼が過去のトラウマや父親との確執、そして芸能界の厳しい現実に直面しながらも、辛辰の支えによって再び立ち上がる姿が描かれた、非常に感動的な回でした。
特に、辛辰が自身の過去や犠牲を顧みず、安小嶼のために奔走する姿には胸を打たれました。高額な違約金を支払うために、自分の持ち物や家まで売ってしまう献身ぶりは、単なるマネージャーとタレントの関係を超えた深い絆を感じさせます。
また、安小嶼が艾路威にコーラを浴びせるシーンは、彼の内面の葛藤と反骨精神が爆発した瞬間であり、カタルシスを感じました。ただ、その後の展開や、父親との関係修復など、まだまだ乗り越えなければならない壁は多く、今後の展開から目が離せません。
つづく