あらすじ

第15話は、司馬朗(しばろう)を救うための司馬懿(しばい)の奔走と、曹操(そうそう)、曹丕(そうひ) 、曹植(そうしょく)、そして荀彧(じゅんいく)らの思惑が複雑に絡み合う、非常に見ごたえのあるエピソードでした。曹操と荀彧の決別シーンは、今後の物語に大きな影響を与えそうですね。次回も目が離せません!

ネタバレ

陰謀渦巻く朝廷

いや~、第15話もハラハラドキドキの展開でしたね!曹植(そうしょく)を次期皇帝に推す丁儀(ていぎ)は、尚書の崔琰(さいえん)を抱き込みにかかります。崔琰(さいえん)は最初は抵抗するものの、丁儀(ていぎ)の巧みな話術と圧力に屈してしまいます。そこへ司馬懿(しばい)がやってきますが、時すでに遅し…。崔琰(さいえん)は司馬懿(しばい)に曖昧な態度を取り、司馬懿(しばい)は肩を落として去っていくのでした。

一方、牢獄では楊修(ようしゅう)が曹植(そうしょく)に、司馬朗(しばろう)をスケープゴートにするよう唆します。曹植(そうしょく)は権力欲に目がくらみ、楊修(ようしゅう)の提案を受け入れてしまうんですね…。

曹丕(そうひ) の苦悩と嫉妬

曹丕(そうひ)の屋敷では、卞(べん)皇后と甄宓(しんふく)が曹丕(そうひ) に、曹植(そうしょく)を助けるよう懇願します。しかし、曹丕(そうひ) は激怒!もし自分が司馬門を夜間に無断で通ったら、曹植は絶対に助けてくれないだろうと主張します。曹丕の嫉妬と怒りは頂点に達し、甄宓(しんふく)に曹植の名前を二度と口にするなと警告するのでした。

司馬朗(しばろう)、絶体絶命の危機

翌日、魏王府では、崔申(さいしん)らが曹植と結託し、司馬朗(しばろう)にすべての罪を着せる計画を実行します。司馬朗(しばろう)は無実を訴えますが、校事府の役人に大理寺の牢獄に連行され、拷問を受けることに…。牢獄で、司馬朗は鞭打ちなどの拷問を受け、悲惨な姿になってしまいます。

司馬家では、司馬懿(しばい)と父の司馬防(しばぼう)が、司馬朗を救う方法を模索します。司馬懿は、曹植に罪を認めさせることが唯一の道だと考え、曹丕に助けを求めます。しかし、曹丕は司馬懿が自分のために頼みに来たと勘違いし、嫉妬心から司馬懿を冷たくあしらいます。

司馬懿、最後の望みを託す

大理寺の牢獄では、司馬孚(しばふ)が兄の司馬朗に食事を届けますが、司馬朗はすでに拷問で見る影もありません…。

司馬懿は、朝廷の権力争いや、有力者たちの私利私欲に満ちた姿に絶望します。しかし、妻の張春華(ちょうしゅんか)の何気ない一言から、義賊の汲布(きゅうふ)に助けを求めることを思いつきます。

司馬懿は汲布(きゅうふ)に、校事府が収集した丁儀(ていぎ)と崔琰(さいえん)の密会の証拠画像を盗み出すよう依頼します。汲布(きゅうふ)は正義感から、この危険な依頼を引き受けるのでした。

曹操(そうそう)の苦悩と決断

その夜、魏王府では、曹操(そうそう)が校事府から提出された画像を見て、側近の満寵(まんちょう)に口止めを命じます。卞夫人(べんふじん)が曹植の件について尋ねると、曹操(そうそう)は、司馬朗の件を利用して曹丕に曹植を助けるよう圧力をかけるつもりだったと明かします。しかし、曹丕が動かないため、曹操(そうそう)は曹丕が兄弟を陥れようとしていると疑い始めます。曹操は、荀彧(じゅんいく)の奏上に最後の望みを託すことにします。

汲布(きゅうふ)、潜入!

厳重な警備が敷かれた校事府に、汲布は一人で潜入し、丁儀(ていぎ)と崔琰の密会の証拠画像を盗み出すことに成功します!

司馬防(しばぼう)の警告と荀彧(じゅんいく)の決意

司馬懿が画像を使って事態を打開しようとしていることを知った司馬防(しばぼう)は、息子に警告します。この計画は楊修(ようしゅう)と丁儀を失脚させることはできるが、曹植の将来も台無しにしてしまう可能性があると。そうなれば、曹操の怒りを買い、司馬朗も司馬懿も危険にさらされることになります。司馬防(しばぼう)は、荀彧(じゅんいく)に頼るのが最善の策だと考えます。

司馬懿は荀彧(じゅんいく)を訪ね、校事府の画像を渡し、兄の無実を訴えます。荀彧は最初は関わりを避けようとしますが、司馬懿の決意と覚悟を知り、一晩だけ考える時間が欲しいと告げます。荀彧は、忠義を両立させる方法を模索するのでした。

荀彧の諫言と曹操との決別

その夜、荀彧は曹操に謁見し、「公の心」と「私の心」をもって、司馬門事件を公正に処理するよう諫言します。荀彧は、20年前の曹操と今の曹操の違いを指摘し、乱世を平定し、悪を討つことには協力できるが、王位を求めることには協力できないと告げます。曹操は荀彧の言葉に耳を貸さず、長年連れ添った君臣は決別することになります。曹操は、荀彧が去った後、机に突っ伏し、「誰も俺を理解してくれない!」と嘆くのでした。

つづく