あらすじ
曹丕(そうひ) の魏王即位後、権力争いが激化。曹真(そうしん)ら宗親は司馬懿(しばい)を排除し、自らの権力を確立しようと画策する。一方、司馬懿は新政策を提唱し、宦官や外戚の力を抑制しようとするが、宗親たちの猛反発に遭い、孤立無援となる。曹丕は宗親たちの横暴に不満を抱きつつも、表向きは司馬懿を罰する。しかし、その裏には…。司馬懿は父の反対を押し切り、自らの信念を貫こうとする。そして、運命の出会いが訪れる…。
ネタバレ
曹家の内紛勃発!? 曹真(そうしん)たちの野望と、司馬懿(しばい)への嫉妬
曹丕(そうひ)が魏王になって、曹家の一族たちは大喜び!曹真(そうしん)や曹洪(そうこう)たちは、酒を酌み交わしながら「俺たちが曹丕(そうひ) 様を皇帝にするんだ!」と大盛り上がり。でも、その裏には「司馬懿(しばい)には絶対に手柄を渡さない!」というドス黒い感情が渦巻いていたのでした…。
曹真(そうしん)は早速、重臣たちを抱き込んで、曹丕(そうひ) に皇帝になるよう迫る上奏文を提出。もちろん、司馬懿(しばい)のことは蚊帳の外。司馬懿(しばい)への憎しみは、もはや隠そうともしません。
一方、司馬懿の弟・司馬孚(しばふ)は、兄の書いた上奏文を見て真っ青に。宦官や外戚の力を抑えようとする内容に、「兄上、これはさすがにヤバすぎますって!」と心配しますが、司馬懿はどこ吹く風。
陳羣(ちんぐん)、まさかの裏切り!? 司馬懿、孤立無援の大ピンチ!
曹真(そうしん)は、有力者の陳羣(ちんぐん)を味方につけようと、こっそり訪問。陳羣(ちんぐん)も何やら企んでいる様子…。
そして、運命の朝廷会議。曹真は、宗親25人の署名を集めた上奏文をドヤ顔で提出。「曹丕(そうひ) 様、早く皇帝になってください!」と迫りますが、曹丕は「いやいや、まだ早いって…」と渋い顔。
そこに、司馬懿が颯爽と登場!新政策「新政十条」を発表し、宦官や外戚を抑制することを高らかに宣言します。しかし、これが宗親たちの逆鱗に触れてしまいます。「ふざけるな!」「司馬懿の好きにはさせん!」と大ブーイングの嵐!
曹丕は、その場を収めるために会議を中断しますが、司馬懿は完全に孤立無援状態。頼みの綱だった陳羣(ちんぐん)も、まさかの沈黙…。司馬懿、大ピンチです!
曹丕の本音は? 司馬懿を救った、意外な行動
会議の後も、曹真たちは曹丕に皇帝になるようしつこく迫り、あろうことか兵を使って漢の献帝(けんてい)を脅そうとまでします。さらに、司馬懿を亡き者にしようと企むなど、やりたい放題。
しかし、曹丕はそんな宗親たちに内心ウンザリ。司馬懿のことは、とりあえず守ることにします。この曹丕の行動を、側室の柏霊筠(はくれいいん)はしっかりと見ていました。彼女は、司馬懿の才能と志に心惹かれ、司馬家に嫁ぐことを決意するのでした。
一方、宗親たちは、曹丕の変化に気づき始めます。夏侯玄(かこうげん)は、「曹丕様は、先代の曹操(そうそう)様に似てきた…」と指摘しますが、脳筋の曹真は「俺たちは曹丕様と仲良しだから大丈夫!」と、根拠のない自信を見せます。
司馬懿、絶体絶命!? 曹丕の真意、そして父の怒り
その夜、司馬懿は朝廷での一件について、鍾繇(しょうよう)親子と語り合います。鍾繇(しょうよう)は、「司馬懿には、もう後戻りできない道が待っている」と予言します。
翌日、朝廷では宗親たちが宴会を開き、大騒ぎ。曹真や曹洪(そうこう)は、酔っ払って曹丕に馴れ馴れしく絡み、やりたい放題。曹丕は怒りを押し殺しますが、ついに限界が…。
そこに、司馬懿が再び上奏文を持って現れます。曹丕はわざと無視しますが、司馬懿は諦めません。曹丕は、「お前は俺の楽しみを邪魔するのか!」と怒り、司馬懿に酒を無理やり飲ませます。
しかし、これは全て曹丕の作戦。実は、横暴な宗親たちに我慢の限界だったのです。司馬懿の行動は、曹丕にとって渡りに船。司馬懿を見つめる曹丕の目は、冷たく燃えていました…。
その後、曹丕は妻の郭照(かくしょう)に、宗親たちへの不満をぶちまけます。一方、司馬懿も飲み過ぎてグロッキー。妻の張春華(ちょうしゅんか)は、夫の身を案じて涙します。
そこに、曹丕の使いで宦官がやってきて、司馬懿に「魏王(曹丕)の本心は、あなたを支持していますぞ」と告げます。司馬懿は、曹丕の真意を理解し、さらに決意を固めるのでした。
曹真、ついに動く! 司馬懿、故郷へ逃亡!?
その夜、曹真は上奏文を修正し、司馬懿を排除する計画を練ります。甥の夏侯玄(かこうげん)も、司馬懿の新政策に危機感を覚え、曹真に協力することを誓います。
一方、司馬懿の父・司馬防(しばぼう)は、息子の行動に激怒。「お前は、曹丕の操り人形になっている!」と叱責し、司馬懿を故郷の温県(おんけん)に連れ戻そうとします。
しかし、司馬懿は父の命令を拒否。司馬防(しばぼう)は、怒りのあまり杖で床を叩きつけます。
運命の出会い! 司馬懿、鄧艾(とうがい)を見出す
翌日、司馬防(しばぼう)は強引に司馬懿を温県へ連れ帰ろうとします。その道中、司馬懿は税の取り立てを行う役人たちの中に、民を思う心を持つ若者・鄧艾(とうがい)を発見します。
鄧艾(とうがい)は、役人たちの不正に気づき、こっそり民に米を返そうとしますが、見つかって殴られてしまいます。司馬孚(しばふ)は鄧艾(とうがい)を助けようとしますが、司馬懿は「真に強い者は、どんな困難にも立ち向かう」と、鄧艾の行く末を見守るのでした。
登場人物
- 夏侯玄(かこうげん):曹真の甥。
- 鄧艾(とうがい):後の魏の将軍。