あらすじ
司馬懿(しばい)は父を救うため奔走するが、楊修(ようしゅう)の策略により絶体絶命の危機に。曹丕(そうひ) 、荀彧(じゅんいく)、そして汲布(きゅうふ)…それぞれの思惑が絡み合い、物語は波乱の展開へ。司馬懿の失踪、そして司馬家の運命は…?
ネタバレ
巧妙な罠、そして芽生える恋心
司馬懿(しばい)は、妻・張春華(ちょうしゅんか)の名前を出し、汲布(きゅうふ)の情に訴えかけます。汲布(きゅうふ)から、満寵(まんちょう)が司馬府で見つけた袁紹(えんしょう)への密書が、父・司馬防(しばぼう)を陥れるための罠だと知らされた司馬懿(しばい)。汲布との間に、秘密の連絡手段も確保します。それにしても、汲布と張春華(ちょうしゅんか)の関係が気になる司馬懿、ちょっとヤキモチ?
司馬家では、司馬懿が皆に状況を分析。密書は、筆跡を真似るのが得意な楊修(ようしゅう)の仕業で、父・楊彪(ようひょう)を救うための策略だと見抜きます。鍵となるのは、司馬防(しばぼう)と楊彪(ようひょう)も名を連ねているはずの「盟書」。そこで、郭照(かくしょう)が曹丕(そうひ) に助けを求めに行くことに。
曹丕(そうひ) の屋敷で、郭照(かくしょう)は必死に司馬家への助力を懇願します。「枯桑知天風、海水知天寒…」という曹丕の詩を引用し、世の無常さを訴えます。その言葉に心を動かされた曹丕は、郭照(かくしょう)の手に「ある人物」の名前を書き、協力を約束。さらに、玉飾りのついた短剣を渡し、今後の連絡手段とします。曹丕、郭照(かくしょう)に気がある…?
迫りくる危機、それぞれの思惑
曹丕が示した人物は、荀彧(じゅんいく)。司馬懿は早速、荀彧(じゅんいく)を訪ね、父との面会を願い出ます。荀彧は司馬懿の熱意に打たれ、共に牢へ。司馬懿は、傷だらけの父に薬を飲ませながら、決して罪を認めないよう、暗に伝えます。そして、父の言葉から、「盟書」が楊彪の手にあることを確信。
司馬懿と司馬孚(しばふ)は、楊彪の屋敷へ。楊彪に「盟書」の存在を突きつけ、揺さぶりをかけます。楊彪の動揺を見て、司馬懿は確信を深めます。楊修(ようしゅう)が「盟書」を燃やしてしまうことで、父の安全は守られる、と。
一方、楊修は「盟書」を燃やした後、司馬懿がなぜ「盟書」の在処を知ったのか、疑念を抱きます。そして、司馬懿を亡き者にしようと…!
荀彧は、曹丕に司馬防を助けるべきか問われ、琴の音で、今は動くべきではないと示唆します。
闇夜の陰謀、そして…
その夜、司馬懿は荀彧との約束で津口の渡し場へ。しかし、黒装束の刺客に襲われ、倒れてしまいます!その様子を見ていた楊修は、荀彧と共に去っていきますが…、実は汲布が密かに見張っていて…。
司馬懿の失踪に、司馬家は大混乱。郭照は曹丕に助けを求めますが、張春華(ちょうしゅんか)は悲しみに耐え、家族を守るための策を練り始めます。
つづく