あらすじ
曹洪(そうこう)の罪が明らかになるも、曹真(そうしん)は保身のために沈黙。鄧艾(とうがい)は曹洪を処刑し司馬懿(しばい)を救おうとするが、柏霊筠(はく れいいん) は宗親の反発を招くと反対する。司馬懿を救うため、柏霊筠は郭皇后に助けを求める。卞太后(べんたいごう)の介入もあり、曹丕(そうひ) は曹洪を赦免。司馬懿も釈放されるが、官職を解かれて故郷へ帰ることに。柏霊筠は司馬懿の復帰を助けるため洛陽に残ることを決意し、司馬懿と心を通わせる。
ネタバレ
曹洪(そうこう)の悪事が露見し、司馬懿(しばい)は牢獄から解放されるかと思いきや、事態はそう単純ではありませんでした。曹真(そうしん)は曹洪(そうこう)の件で自分に火の粉が降りかかるのを恐れ、口をつぐんでいます。
一方、司馬家では、鄧艾(とうがい)が曹洪(そうこう)を厳罰に処し、司馬懿(しばい)を救い出そうと息巻いていますが、張春華(ちょうしゅんか)はどこか心配そう。そこに現れたのが、我らが柏霊筠(はくれいいん)!彼女は鄧艾(とうがい)の考えが甘いと一喝します。曹洪は先帝に恩がある身。もし処刑すれば、宗親たちの怒りを買い、司馬懿(しばい)の命が危うくなるばかりか、軍まで巻き込む大騒動になりかねない…!これは全て、曹真(そうしん)の策略だと見抜く柏霊筠(はく れいいん) 、さすがです!
鄧艾(とうがい)と張春華(ちょうしゅんか)の説得で、鄧艾(とうがい)もようやく事の重大さに気づきます。しかし、そこに怒り心頭の鐘会(しょうかい)(しょうかい)が乱入!鄧艾を殴りつけ、このままでは司馬懿(しばい)が危ないと訴えます。司馬懿を救うには、まず曹洪を救わねばなりませんが、皇帝・曹丕(そうひ)は疑り深く、一筋縄ではいきません。
絶体絶命のピンチ…!しかし、ここで柏霊筠(はく れいいん) が妙案を思いつきます。郭皇后(かくこうごう)の力を借りるというのです!
場面は変わり、魏の宮廷。司馬夫人の夏侯徽(かこうき)は、張春華(ちょうしゅんか)の頼みで郭皇后に面会します。郭皇后は夏侯徽(かこうき)を気に入り、玉佩と玉環を贈ります。そして、夏侯徽(かこうき)は意を決して、郭皇后に曹丕(そうひ) を説得してほしいと懇願するのでした。
その頃、大殿では、鄧艾が曹丕(そうひ) に曹洪の助命を嘆願していました。しかし、司馬懿を救うために必死になるあまり、鄧艾は言葉を選ばず、かえって曹丕(そうひ) の疑念を煽ってしまいます。「余とお前の師・司馬懿と、どちらが大事だ?」と詰め寄る曹丕。皇帝としての威厳を示す曹丕、怖いですね~!
太后の宮殿では、卞太后(べんたいごう)が郭皇后を跪かせ、曹洪を釈放しなければ皇后の位を廃すると曹丕に迫ります。母の激しい叱責、郭皇后の涙ながらの訴え、そして卞太后(べんたいごう)の土下座…!これにはさすがの曹丕も折れ、曹洪の命を助けることを約束します。曹洪への処罰は、こうしてうやむやに…。
郭皇后を連れ出した曹丕は、「司馬懿を救うためだろう」と見抜いていることを告げます。しかし、意外にも曹丕は郭皇后を責めませんでした。
大殿に戻った曹洪は、涙ながらに曹丕に命乞いをします。曹真(そうしん)は曹洪が処刑され、騒動が大きくなることを期待していましたが、曹丕は皇后冊立を機に大赦を行い、罪人たちを釈放・減刑すると宣言!曹洪は感激し、曹真(そうしん)は悔しさを噛み締めます。そして、司馬懿も釈放されることに…!曹真、残念でした!
尚書台で、司馬懿は牢から解放されますが、官職を解かれ故郷へ帰ることに。司馬懿は陳羣(ちんぐん)に新政策の継続を託し、復職を願う学生たちを諭します。そして、彼は一介の庶民として、都を去っていくのでした。
司馬家では、張春華(ちょうしゅんか)が引っ越しの準備を整えていました。司馬懿はこれまでの出来事を振り返り、感慨にふけります。
その夜、司馬懿は柏霊筠(はく れいいん) の部屋を訪れます。名ばかりの妻である柏霊筠に、司馬懿は心からの謝罪と感謝の言葉を伝えます。柏霊筠は感動し、司馬懿が復職できるよう、洛陽に残ると宣言。彼女の言葉に、司馬懿は再び闘志を燃やすのでした。二人は心を通わせ、互いへのわだかまりを解き放ちます。
主屋に戻った司馬懿ですが、なんと張春華(ちょうしゅんか)は部屋に鍵をかけ、入れてくれません!司馬懿はしばらく考え込み、意を決して再び柏霊筠の部屋へ…。張春華(ちょうしゅんか)の行動は、柏霊筠との関係を認めたということなのでしょうか…?司馬懿は戸惑いながらも、柏霊筠に想いを打ち明け、二人はついに結ばれるのでした…!
洛陽の狩場では、曹丕が群臣を率いて狩りをし、息子の曹叡(そうえい)に弓を教えています。しかし、心優しい曹叡(そうえい)は子鹿を射ることができず、曹丕を怒らせてしまいます。
一方、温県の田畑では、司馬懿が息子や嫁たちと農作業に励んでいました。司馬昭(しばしょう)は、父が田畑にいても心は朝廷にあることを見抜いています。
(第一部が終了しました)
つづく