あらすじ
第48話は、司馬懿(しばい)と諸葛亮(しょかつりょう)、それぞれの思惑が交錯する中、雪中の進軍が描かれました。孟達(もうたつ)の優柔不断さ、趙雲(ちょううん)の活躍、そして曹叡(そうえい)の司馬懿に対する警戒心など、見どころ満載でしたね。次回の展開がますます気になります!
ネタバレ
まず、物語は司馬懿(しばい)が内官の辟邪(へきじゃ)から、それとなく探りを入れられるシーンから始まります。司馬懿(しばい)は、お金を渡して何とかその場をしのぎますが、このお金、実は司馬家にとっては半月分の食費に相当する大金! 清貧を旨とする司馬家にとっては大打撃です。辟邪(へきじゃ)を追い払った後、司馬懿(しばい)は息子たちや部下に、今回の任務について指示を出します。次男の司馬昭(しばしょう)も一緒に行きたがりますが、司馬懿はこれを却下。
一方、宮殿では、皇帝・曹叡(そうえい)が司馬懿に孟達(もうたつ)を捕らえるよう命じます。生きていても死んでいても構わない、と。さらに、司馬懿が自分の目の届かない場所に行くことについて、釘を刺すような言葉をかけます。さすが曹叡(そうえい)、抜け目ない! 司馬懿は恐縮した様子を見せますが、内心はどうなんでしょうね? 辟邪(へきじゃ)は、なぜ曹叡(そうえい)が司馬懿に兵権を渡したのか不思議がりますが、曹叡は「与えたものは、いつでも取り返せる」と余裕の表情。
場面は変わって、蜀の成都。諸葛亮(しょかつりょう)は、夜遅くまで苦悩しながら「出師表」を書き上げます。後主・劉禅(りゅうぜん)への熱い思いが込められた名文ですね。涙なしには読めません!
そして、司馬懿軍は宛城の西郊外を進軍中。司馬懿は、孟達(もうたつ)を欺くために、孫礼(そんれい)に偽の印鑑を使わせるなど、策を巡らせます。さらに、全軍に8日以内に新城に到着するよう命じます。
成都では、蜀軍が出陣。劉禅(りゅうぜん)は涙をこらえながら(無理やり?)、相父である諸葛亮(しょかつりょう)を見送ります。諸葛亮(しょかつりょう)は劉禅(りゅうぜん)に、いろいろと忠告しますが、劉禅はちゃんと聞いているのやら…。
長安では、夏侯楙(かこうぼう)が酒盛り三昧。妻の清河公主(せいかこうしゅ)に怒られています。夏侯楙(かこうぼう)は、司馬懿と諸葛亮の戦いについて、諸葛亮が新城を取ると予想しますが、実は…。
蜀軍の陣営では、諸葛亮が部下たちと作戦会議。魏延(ぎえん)が子午谷を通る奇策を提案しますが、慎重派の諸葛亮は反対します。諸葛亮は、郿県を攻めるという情報を流し、曹真(そうしん)を誘い出す作戦を立てます。老将・趙雲(ちょううん)がその役目を買って出ます。さすが趙雲(ちょううん)、頼りになります! 残りの兵は、諸葛亮と共に平陽へ。
そして、雪の中、司馬懿軍は過酷な行軍を続けます。孟達(もうたつ)を出し抜くため、どんな困難も乗り越えろ、と司馬懿は檄を飛ばします。一方、蜀軍も雪の中を進軍。両軍とも大変です!
魏の都・洛陽では、蜀軍が斜谷に現れたという知らせに、曹叡が激怒。曹真(そうしん)に蜀軍の阻止を命じます。
新城では、孟達が優柔不断な態度を取っています。諸葛亮と司馬懿、どちらにつくか決めかねている様子。高い金を出す方につく、と。そんなことを考えているうちに、司馬懿軍が城の近くまで来ています!
諸葛亮は孟達に手紙を送り、司馬懿に注意するよう促します。
郿県では、趙雲(ちょううん)が曹真(そうしん)軍と対峙。見事な戦いぶりで敵将を討ち取ります。そして、魏軍と蜀軍の激しい戦いが始まります!
登場人物
- 劉禅(りゅうぜん):蜀の皇帝
- 孫礼(そんれい):魏の武将
- 清河公主(せいかこうしゅ):夏侯楙(かこうぼう)の妻
- 魏延(ぎえん):蜀の武将
- 趙雲(ちょううん):蜀の武将