あらすじ

曹丕(そうひ) は司馬懿(しばい)に協力を求めるが断られ、楊修(ようしゅう)は曹操(そうそう)に罪を許されて出陣に同行。司馬懿は出仕を避けるため自らの足を傷つける。郭嘉(かくか)の策略で司馬家は窮地に陥るが、司馬懿は曹操のもとへ。官渡の戦いが始まり、曹操は後継者について郭嘉と荀彧(じゅんいく)に意見を求める。司馬懿は戦況を分析し、その才能を発揮する。

ネタバレ

前回、司馬懿(しばい)は荀彧(じゅんいく)の助けを得て、見事に窮地を脱しましたね。しかし、曹丕(そうひ) は荀彧(じゅんいく)がなぜ司馬懿(しばい)を助けたのか、その真意を疑っています。司馬懿は巧みにかわしますが、曹丕(そうひ) はズバリ、2つの可能性を指摘。そして、司馬懿に自分の大望を打ち明け、協力を求めるのです!しかし、司馬懿は丁重にお断り…。曹丕は怒りをあらわにしますが、どうすることもできません。

一方、司空府では、楊修(ようしゅう)が曹操(そうそう)に謁見。楊修(ようしゅう)は司馬防(しばぼう)を陥れた罪を認め、袁紹(えんしょう)の甥という立場を利用して、曹操(そうそう)に罪滅ぼしをさせてほしいと懇願します。曹操(そうそう)は楊修の才能を惜しみ、杖刑50回の罰を与えた上で、河北への出陣に同行させ、袁紹(えんしょう)軍への偽りの投降を命じます。曹丕は曹操のやり方に疑問を抱きますが、曹操は乱世では才能が重要であり、要所を押さえていれば、手段を選ばなくても良いと諭します。曹丕は父の深慮遠謀に感服し、司馬懿を朝廷に推薦することを進言します。

さて、司馬府には曹操からの任命状が届き、司馬懿は司空主簿に任命されます。しかし、司馬懿は顔色を変え、任命状を受け取ろうとしません。兄の司馬朗(しばろう)が取りなして、その場は収まりますが…。

その夜、司馬懿は出仕を避けるため、なんと自らの足を馬車で轢くという衝撃的な行動に出ます!三男の司馬孚(しばふ)が駆けつけた時には、すでに手遅れ…。妻の張春華(ちょうしゅんか)は夫の惨状を見て嘆きますが、司馬懿は自分の信念を貫いたことに満足している様子。そこに曹丕が怒鳴り込んできますが、司馬懿の決意は揺るぎません。

司空府では、司馬懿が足を負傷したとの報告が。曹操は司馬懿が自分の真意を知っているのではないかと疑いますが、郭嘉(かくか)は、司馬懿が袁紹に仕えるために出仕を拒んでいるという噂を流すことを提案します。

郭嘉(かくか)の策略により、司馬家は窮地に追い込まれます。司馬懿は家族を守るため、病身を押して曹操のもとへ。曹操は楊修に司馬懿の様子を見に行かせますが、楊修は司馬懿の足の添え木を外し、医者に診察させます。その結果、司馬懿の足は本当に動かないことが判明。郭嘉(かくか)は曹操に、司馬懿を今は手元に置き、後で活用するよう進言します。曹操は司馬懿を屋敷に戻して療養させ、しばらくは徴兵しないことにします。

そして、建安5年(西暦200年)、袁紹が曹操を攻め、曹操は自ら出陣。黄河沿いの官渡(かんと)で、中原の覇権をかけた決戦、官渡の戦いが始まります!許都(きょと)のことは荀彧に任せ、出陣前に曹操は郭嘉と荀彧に後継者について意見を求めます。二人の答えを見た曹操は、笑みを浮かべるだけで何も語りません。

司馬府では、司馬懿が新しい車椅子をいじって楽しんでいます。袁紹軍が官渡を包囲し、曹操が出陣したと聞くと、すぐに地図を取り寄せ、戦況を分析し始めます。その洞察力は、さすがの一言!

曹操軍は、有名な曹娥碑(そうがひ)の前を通りかかります。碑文の難解な意味を曹操が考えていると、楊修が得意げに答えを明かそうとしますが、曹操に制止されます。

つづく