あらすじ

第57話は、司馬懿(しばい)と諸葛亮(しょかつりょう)、それぞれの思惑が交錯する、まさに「計略合戦」!司馬懿は、戦場だけでなく、人心掌握術でも巧みさを見せつけました。そして、物語は洛陽、そして蜀の内紛へと、新たな局面を迎えます。次回も目が離せませんね!

ネタバレ

序盤:舌戦と駆け引き

魏と蜀、両軍がにらみ合う緊張感の中、司馬懿(しばい)と諸葛亮(しょかつりょう)は、伝令を介しての“口撃”合戦!諸葛亮は、大地を盤面に見立てた一大決戦を提案しますが、老獪な司馬懿は乗りません。「狙いは、隴上の麦!」と見抜き、挑発を巧みにかわします。

中盤:郭淮(かくわい)の焦りと司馬懿の深慮

司馬懿の慎重すぎる姿勢に、配下の郭淮らは不満爆発!「俺たちで諸葛亮を追撃します!」と意気込みますが、これが罠。蜀軍の伏兵に囲まれ、絶体絶命のピンチに!

一方、蜀軍は麦畑に潜伏。諸葛亮が司馬懿軍を引き付けている隙に、麦を刈り取り放題!この一大事に、司馬懿は意外な決断を下します。なんと、麦を諦め、郭淮の救援を優先!これには、司馬懿の「人心掌握」という深~い狙いがあったのです。

しかし、救出された郭淮たちは感謝するどころか、文句タラタラ。この様子を、司馬懿の息子たち、司馬師(しばし)と司馬昭(しばしょう)はしっかり聞いていました。

後半:五禽戯と速戦即決

司馬懿は、家族と五禽戯でリフレッシュ。息子たちに、「焦りは禁物」と教えます。一方、蜀軍は刈り取った麦で食糧が潤沢に。しかし、本国からの補給は遅延…。諸葛亮は、短期決戦を決意します。

郭淮は、またもや「鹵城の麦を奪い返す!」と息巻きますが、司馬懿は許可。実は、郭淮が負けることを見越して、援軍を準備していました。案の定、郭淮は敗走。司馬懿は、温かいスープで郭淮をねぎらい、彼の心をがっちり掴むのでした。

終盤:洛陽の陰謀と司馬懿の秘策

蜀の食糧問題は解決したものの、まだ半分しか届いていない…。諸葛亮は、運搬担当者を厳罰に処し、軍規を引き締めます。そして、「司馬懿の弱点は洛陽にあり」と見抜きます。

洛陽では、張郃(ちょうこう)が皇帝・曹叡(そうえい)に、「司馬懿は戦う気がない!」と密告。曹叡は、司馬懿が20万の兵を率いて長安で独立するのでは…と不安を募らせます。

司馬懿は、蜀軍の挑発にも一切乗らず、徹底抗戦の構え。張郃や他の将兵は、曹叡の「司馬懿更迭」の脅しにも屈しない司馬懿に、不満と怒りを募らせます。

そんな中、諸葛亮に罰せられた蜀の食糧運搬官・苟安が司馬懿に接触。「李厳(りげん)様が、司馬懿殿の“機会”を待っています」と告げます。司馬懿は、「その“機会”は今だ!」と、諸葛亮不在の蜀を突く策を匂わせるのでした…。

登場人物

  • 苟安:蜀の運糧官。

つづく