あらすじ
蜀軍の食料を奪い連勝に沸く魏軍だったが、それは諸葛亮(しょかつりょう)が司馬懿(しばい)を上方谷へ誘い込むための罠だった。功を焦った司馬昭(しばしょう)は郭淮(かくわい)と共に突出して罠にはまり、救援に来た司馬懿共々、上方谷で火計に遭い絶体絶命の危機に陥る。しかし、司馬懿が自害を決意した瞬間、突如の大雨が火を消し、魏軍は九死に一生を得る。あと一歩で勝利を逃した諸葛亮は天運を嘆き、生還した司馬懿は軍規を破った司馬昭を処断しようとする。
ネタバレ
いやー、今回も手に汗握る展開でしたね!諸葛亮(しょかつりょう)孔明と司馬懿(しばい)仲達、二人の天才軍師による知略戦はますますヒートアップ!第61話は、まさに孔明が一世一代の大勝負に出た回と言っても過言じゃないでしょう!
孔明、周到なる罠を仕掛ける
蜀軍の食料が立て続けに魏軍に奪われるってニュースが飛び込んできて、蜀の将軍たちは「もうダメだー!」って大騒ぎ。でも、我らが孔明先生はどこ吹く風。「ふふふ、すべて計算通り…」って感じで、全然慌ててないんですよ。
そう、これこそが孔明の狙い!わざと食料(しかも、あのハイテク輸送機「木牛流馬」で運んでるやつ!)を奪わせることで、司馬懿(しばい)をおびき寄せようとしてたんです。最終目的地は…そう、上方谷(じょうほうこく)!ここで魏軍を一網打尽にする計画だったんですねぇ。怖い怖い!
功を焦る若者、司馬昭(しばしょう)の暴走
一方の魏軍。連戦連勝でちょっと気が緩んでる将軍もいる中、さすがは慎重派の司馬懿。「いや、これは絶対何か裏がある…」と疑心暗鬼。部下たちには「油断するなよ!」って口酸っぱく言ってたんです。
そんな中、捕虜にした蜀兵から「孔明が上方谷に撤退したらしい」っていう情報をゲットしたのが、司馬懿の次男・司馬昭(しばしょう)。これがもう、血気盛んな若者でしてね。「チャーンス!」とばかりに、上官の郭淮(かくわい)を拝み倒して、「一緒に手柄立てましょうぜ!」ってそそのかすんです。郭淮も、最初は渋ってたけど、司馬昭(しばしょう)の熱意(としつこさ)に負けて、結局「よし、行くか!」ってなっちゃう。あーあ、親父の心配も知らずに…。
案の定、司馬昭と郭淮はまんまと孔明の罠にかかり、蜀軍の祁山(きざん)大本営に突撃!そこを守ってた姜維(きょうい)たちを蹴散らして、意気揚々と上方谷へ進軍しちゃいます。
絶体絶命!上方谷の火計
その頃、魏の本陣では司馬懿が「な、なんだとー!昭(あきら)が勝手に出撃しただと!?」って真っ青。息子の無謀な行動が孔明の罠だと確信し、慌てて救援部隊を率いて後を追います。
上方谷に到着した司馬昭と郭淮。そこには魏延(ぎえん)率いる少数の蜀軍が。魏延はちょっと戦っては後退し、魏軍を谷の奥へ奥へと誘い込みます。「これは怪しい…」と一瞬ためらう郭淮たちでしたが、結局は勢いに乗って追撃!
そして…ついに司馬懿本隊も谷の中へ。その瞬間を待っていた孔明、「今だーっ!」と号令一下!
谷の両側から、滝のように火の油が降り注ぎ、あっという間に上方谷は火の海に!阿鼻叫喚の地獄絵図ですよ!魏軍兵士たちは燃え盛る炎の中でなすすべもなく、次々と倒れていきます。司馬懿と息子たち(長男の司馬師(しばし)も一緒にいたんですね)は、必死で体に水をかけながら脱出を図りますが、風向きも悪く、まさに絶体絶命!
天は誰に味方するのか?
燃え盛る炎の中、司馬懿は天を仰ぎ、孔明に向かって叫びます。「孔明殿!息子たちだけは助けてくれ!約束してくれたではないか!」
孔明は冷静に答えます。「よかろう。だが、お主が自ら命を絶つならば、の話だ」
息子たちの命と引き換えに、自らの死を覚悟する司馬懿。剣を抜き、まさに自刎しようとした、その瞬間…!
ゴロゴロゴロ…ザーーーーーッ!!
なんと、空が急に曇りだし、 どしゃ降りの雨が!あれだけ燃え盛っていた炎が、みるみるうちに消えていくではありませんか!
九死に一生を得た司馬懿たち魏軍は、混乱の中、なんとか包囲を突破。
一方、あと一歩で宿敵を葬れたはずの孔明は、この予期せぬ天の采配に愕然。「天は、漢王朝の復興を望んでおられないのか…」と、力なく崩れ落ちるのでした…。いやぁ、本当にあと一歩だったのに!
戦後処理と新たな火種
命からがら本陣に戻った司馬懿。まずは、命令違反で軍を危険に晒した郭淮に軍棍五十叩きの罰を与えます。そして、元凶である息子・司馬昭に対しては…「軍法により、斬首!」と非情な宣告!
「お待ちください!」「どうかご容赦を!」と、他の将軍たちが必死に助命を嘆願します。果たして、司馬懿の決断は…?そして、この一件は父子の間にどんな溝を生むのか…?続きが気になりますね!
つづく