あらすじ

曹叡(そうえい)は亡き愛娘の死を郭照(かくしょう)のせいだと考え、郭照を処刑しようとする。司馬懿(しばい)は息子たちに漢の臣としての道を説き、郭照を救うため、そして曹叡の暴走を止めるために都へ戻る。しかし、辟邪(へきじゃ)の暴走により郭照は非業の死を遂げる。司馬懿は曹叡と対峙し、郭照の無実を証明するが、時すでに遅かった。

ネタバレ

皆さん、こんにちは!今回は『三国志~司馬懿(しばい) 軍師連盟~』第66話、いや~、今回も波乱万丈でしたね!曹叡(そうえい)の狂気はますます加速し、司馬懿ファミリーは絶体絶命のピンチに!ハラハラドキドキの展開、一緒に振り返っていきましょう!

曹叡、鬼母郭照(かくしょう)への復讐に燃える!

前回、愛娘を亡くした曹叡。その悲しみと怒りは、なんと養母である郭照(かくしょう)太后へ…。「お前も同じ目に遭わせてやる!」とばかりに、郭照を米糠詰め&覆面姿で処刑しようと企むんですよ。いやいや、曹叡、落ち着いて!

そんな曹叡の命令を受けた宦官の辟邪(へきじゃ)は、早速郭照のもとへ。でも、さすがは三朝(さんちょう)に仕えた重臣、陳羣(ちんぐん)が立ちはだかります。「皇帝が母を殺すなんて、宦官が司空を殺すなんて、歴史に悪名を残すぞ!」と命がけで郭照を守るんです。陳羣、カッコよすぎ!

司馬懿、息子に誓わせた「漢臣」の道

一方、長安では司馬懿(しばい)が息子・司馬昭(しばしょう)に、曹叡を倒すのではなく、あくまで「漢」の臣として生きることを誓わせます。曹叡は暗愚ではない、今反旗を翻せば司馬家は滅びると。うーん、さすがは司馬懿、先を見据えてますね。

郭照の最期の願いと、辟邪の暴走

洛陽では、郭照が陳羣に最期の願いを託します。「せめて、静かに死なせて…」。もうね、見てるこっちが泣けてきますよ…。

しかし、辟邪はそんな郭照の願いも聞かず、兵を率いて永安宮に突入!陳羣は必死に抵抗しますが、多勢に無勢…。辟邪は「太后が巫蠱(ふこ)の術で小公主を呪い殺した!」とまで言い出す始末。もう、やりたい放題です!

司馬家、絶体絶命の危機!

そんな中、司馬家に衝撃の知らせが!なんと、郭照の件で曹叡が司馬家に矛先を向け、屋敷が包囲されてしまったんです!

柏霊筠(はく れいいん) は、息子の司馬倫(しばりん)に手紙を託し、長安の司馬懿に助けを求めます。一方、張春華(ちょうしゅんか)は屋敷を守るため、籠城を決意。いや~、司馬家、大ピンチ!

司馬懿、ついに曹叡と対峙!

急ぎ洛陽に戻る司馬懿。道中、弟子の鍾会(鐘会(しょうかい))や鄧艾(とうがい)は、曹叡に直言すべきか否かで意見が対立。

そして、ついに司馬懿と曹叡が対面!曹叡は「郭照が巫蠱の術を使った証拠がある!」と、人形を取り出しますが、司馬懿は冷静に反論。蜀錦(しょっきん)の記録を提示し、郭照の無実を証明するんです。さすが、切れ者!

郭照の悲劇的な最期…

しかし、時すでに遅し…。司馬懿が曹叡を説得している間に、辟邪は独断で郭照を処刑してしまうんです。郭照は、曹丕(そうひ) から贈られた玉佩を握りしめながら、静かに息を引き取りました…。

曹叡は司馬懿の言葉に心を動かされ、処刑中止の命令を出しますが、間に合わず…。ああ、なんて悲しい結末なんでしょう!

つづく