今回は『三国志~司馬懿(しばい) 軍師連盟~』第71話のあらすじとネタバレをお届けします。曹爽(そうそう)のやりたい放題っぷりと、それに立ち向かう司馬懿の静かなる戦いが描かれる、見逃せない回ですよ!

曹爽、美人にメロメロ!

物語は、曹爽が新しい妾・蒹葭(けんか)にデレデレになっているシーンから始まります。蒹葭は、なんと先帝・曹叡(そうえい)の元妾!曹爽は「先帝は見る目がなかった」なんて言いながら、蒹葭に高価な贈り物をしまくり。完全に骨抜きにされちゃってますね~。

何晏、司馬昭(しばしょう)に魔の手を伸ばす!

一方、曹爽派の何晏(かあん)は、司馬懿の息子・司馬昭を懐柔しようと企みます。何晏は宴会で司馬昭を接待し、「君の才能はこんなもんじゃない!」と持ち上げつつ、五石散(ごせきさん)という怪しげな薬を勧めるんです。これ、実は依存性のあるヤバいやつ…。若気の至りか、司馬昭は手を出してしまい、何晏と一緒にトリップ状態に。何晏はここぞとばかりに、司馬昭の心に司馬懿への不満を植え付けようとします。

曹爽、やりたい放題!

曹爽は、宦官の韓琳(かんりん)を抱き込み、皇帝・曹芳(そうほう)と郭太后(かくたいごう)を監視させます。さらに、皇宮の宝物庫から勝手に七宝珊瑚樹と孔雀百鳥裙を持ち出すという暴挙に!もう、誰も曹爽を止められない…!

郭太后、司馬懿に助けを求める!

後宮では、郭太后が曹爽の横暴に涙ながらに司馬懿に助けを求めます。しかし、宮中は曹爽の息のかかった者ばかり。司馬懿は慎重に言葉を選び、その場をしのぎます。

曹爽派、司馬懿排除計画を練る!

曹爽は、郭太后が司馬懿を呼び出したことに激怒。丁謐(ていひつ)は司馬懿に高官を与えて飼い殺しにするよう提案しますが、何晏は反対。結局、司馬昭を足がかりに司馬懿を失脚させる計画に落ち着きます。

柏霊筠(はく れいいん) 、宮廷へ!

司馬懿は、曹爽の動きを察知し、妻の柏霊筠(はく れいいん) と対策を練ります。柏霊筠は、曹爽が司馬懿の護衛の権利を奪い、兵権を奪うことを見抜きます。そこで、柏霊筠は自ら宮廷に入り、幼い皇帝・曹芳の教育係となることを申し出ます。

柏霊筠、郭太后に秘策を伝授!

柏霊筠は、その賢さと優しさで曹芳と郭太后の信頼を得ることに成功。そして、郭太后に司馬懿の策を伝えるのでした…。

つづく