あらすじ
第73話は、司馬懿(しばい)が曹爽(そうそう)の罠から脱出し、反撃の準備を始める重要なエピソードでした。宮廷内の権力闘争、それぞれの思惑が絡み合い、物語はさらに複雑さを増していきます。司馬懿は、この危機をどう乗り越えるのか?そして、司馬昭(しばしょう)と鐘会(しょうかい)の密約は、どのような影響をもたらすのか?次回の展開も見逃せません!
ネタバレ
いやー、今回の『軍師連盟』もハラハラドキドキの展開でしたね!曹爽(そうそう)のやつ、司馬懿(しばい)を亡き者にしようと必死すぎ!
宮廷からの脱出劇
物語は、司馬懿(しばい)が幼帝・曹芳(そうほう)を連れて宮廷から逃げ出すシーンから始まります。追っ手が迫る中、司馬懿は巧みな話術で曹芳を操り、兵士たちに追撃を止めさせることに成功。さすが、策士・司馬懿!
しかし、そこへ曹爽が駆けつけ、司馬懿を殺そうとするんです。もう、こっちが心臓バクバクですよ!宮廷の門前で、曹爽軍と司馬懿、そして駆けつけた夏侯玄(かこうげん)や司馬師(しばし)たちがにらみ合う緊迫の場面。
夏侯玄は、曹爽と司馬懿の間で板挟み。そこに群臣たちが押し寄せ、曹芳に謁見を求める騒ぎに。曹爽は、夏侯玄に圧力をかけ、司馬懿は情に訴え、司馬師(しばし)と夏侯徽(かこうき)は説得を試みる…もう、どうなることやら!
結局、夏侯玄は司馬懿を解放することを決断。司馬懿は、曹芳を曹爽に返し、群臣に守られながら無事に脱出!いやー、手に汗握る展開でした!
曹爽の怒りと幕僚たちの対立
一方、曹爽は大いに激怒した。夏侯玄への憎しみが募ってきました。丁謐(ていひつ)は曹爽を鎮めようとしますが、何晏(かあん)は司馬懿を殺さなかったことに激しく反発しました。曹爽は二人の意見の間で揺れ動いて、結局、司馬懿を放置することになりました。何晏は不満を爆発させ、その場を去りました。
司馬懿の反撃準備
その夜、司馬懿は心境に大きな変化をきたします。息子・司馬師と共に郊外の秘密の場所へ。そこでは、汲布(きゅうふ)が死士たちを訓練していました。司馬懿は、300人では足りない、3000人の死士が必要だと宣言。宮廷の護衛権を失った今、秘密裏に兵力を集めるしかないと決意したのです。
宮廷での再会、そしてそれぞれの思惑
翌日、宮廷で司馬懿と曹爽は再び顔を合わせます。何事もなかったかのように振る舞う二人。しかし、水面下では…
司馬師は夏侯玄を訪ね、司馬家の忠誠を誓います。夏侯玄も、司馬家が魏に忠実である限り、命を懸けて守ると約束。
一方、司馬昭(しばしょう)は再び何晏に会い、情報提供の礼を述べます。何晏は、曹爽が司馬懿を追い詰めるのは丁謐のせいだと吹き込み、司馬家に反撃を促します。
幼帝の心変わりと司馬懿の憂慮
宮廷では、幼帝・曹芳が司馬懿を恐れるようになっていました。曹爽はこれを利用しようと、宦官の韓琳(かんりん)に賄賂を贈ります。
司馬府では、学生の鍾会(鐘会(しょうかい))が司馬懿を訪ねます。鍾会は司馬懿の危機を心配しますが、司馬懿は鍾会に、才能をひけらかすのは楊修(ようしゅう)の二の舞になると警告します。
司馬昭(しばしょう)と鍾会の密約
鍾会は司馬懿の言葉に感銘を受け、司馬昭を訪ねます。司馬昭は、何晏の本性を見抜いていると告白。二人は、司馬懿がやりたがらないことを自分たちが代行することで合意します。
曹爽の新居と新たな策略
曹爽は新しい邸宅を建設。丁謐は、武器庫の近くに建て、司馬懿と宮廷を監視するよう強く勧めます。曹爽は丁謐を深く信頼。そんな中、樊城から東呉(とうご)が侵攻してきたとの知らせが。何晏は、司馬懿を派遣するよう提案します。
つづく