やっほー!慶(けい)帝余年フリークのみんな、元気にしてる? ドラマブロガーの[あなたのブロガー名]だよ! いやー、前回の13話、滕梓荊(トン・ズージン)の最期は衝撃的だったよね…。涙なしには見られなかった…。そして、怒りに燃える范閑(ファン・シエン)はどう動くのか!?固唾を飲んで見守った14話、今回もヤバかった!早速、あらすじとネタバレ、行ってみよう!

友の仇、白日の下に討つ!范閑(ファン・シエン)の覚悟

鑑査院に移送される程巨樹(チェン・ジューシュー)。でも、我らが范閑(ファン・シエン)が黙ってるわけない!民衆が見守る中、范閑は程巨樹の前に立ちはだかり、その罪状をぶちまける!「鑑査院は取引のためにアンタを殺せない?なら、俺が殺る!」うぉぉ、痺れるぜ范閑!

これを聞いた程巨樹、なんと大笑い!そして、鑑査院の役人を突き飛ばし、范閑に襲いかかる!范閑は滕梓荊(トン・ズージン)の形見の匕首を手に、友の言葉を胸に、容赦ない攻撃を繰り出す!まさに死闘!

現場に駆けつけようとする鑑査院一処の朱格(チュー・ゴー) 。彼は范閑が何かやらかすとは思ってたけど、まさか白昼堂々、街中で事を起こすとは予想外だったみたい。

激しい戦いの末、重傷を負っていた程巨樹はついに力尽きる…。血を吐き倒れる彼。とその時!どこから現れたのか、滕梓荊(トン・ズージン)の息子が!彼は恐れる様子もなく、程巨樹に普通に話しかけるんだ。「大きな人!」って。

驚くことに、程巨樹はその子を見て、ふっと笑みを浮かべるんだよね…。血まみれの手を拭い、そっと子供の頭を撫でる…。そして、最後の力を振り絞るように、范閑に向かって突進!

范閑は一瞬、子供に危害が及ぶかと心配するけど、すぐに匕首を構え、程巨樹の体に深く突き刺す!「子供!あっち向いてろ!」と叫びながら…。

息絶える寸前の程巨樹に、范閑は問いかける。「なぜ子供を人質にしなかった?」程巨樹は弱々しく答える。「生まれてこの方、俺の醜い姿を見て、人は恐れるか、嫌悪するか、殺しを依頼するか、避けるかだった。…果物をくれたのは、あの子だけだったんだ…」

それを聞いた子供は、「大きな人、梨食べるの、子供みたいだったよ」と無邪気に言う…。うぅ…なんとも言えない気持ちになるよね…。

鑑査院との対立!慶(けい)帝帝の深謀遠慮

そこへ朱格(チュー・ゴー) が到着!「范閑を捕らえろ!」と命令。范閑は抵抗せず、ただ子供に「振り返るな、早く家に帰れ!」と強く言う。

鑑査院に戻ると、朱格(チュー・ゴー) は激怒!「なぜ命令に従わなかった!」と范閑を問い詰め、提司(ていし:鑑査院の要職)の腰牌を取り上げ、牢に入れようとする。

このニュースは宮中にも届く。側近の侯公公(こうこうこう)は「衆人環視の中での出来事、隠しきれませんぞ」と心配するけど、なんと慶帝(慶(けい)帝)は怒るどころか笑みを浮かべる!「范閑、見事な判断だ。よく殺した!」だって!そして、すぐに范閑を救うよう勅旨を出すよう命じるんだ。皇帝、考えてることが深すぎる…!

朱格が范閑を牢に連行しようとすると、今度は三処(毒薬や暗殺などを管轄する部署)の連中が立ちはだかる!范閑の師匠である費介(フェイ・ジエ)が育てた部署だから、范閑はいわば弟弟子みたいなもの。「いくら過ちを犯したとはいえ、牢に入れるほどのことでは!」と朱格に食い下がる。

朱格は「邪魔する者は謀反人とみなす!」と脅すけど、三処の連中は笑って動じない。業を煮やした朱格が范閑の首に剣を突きつけた、その時!范閑が「師兄たち、大丈夫。このくらい自分で何とかします」と彼らを制止する。カッコいいぜ范閑!

朱格は「費介(フェイ・ジエ)は都にいない。誰もお前を救えんぞ!」と言い放つ。が、その瞬間!どこからともなく王啓年(ワン・チーニニン)が登場!「お待ちください!」と朱格を止める。そして、程巨樹に関する鑑査院の情報を提示。「程巨樹には北斉(ほくせい)に親しい将軍などいなかった。今回の取引は、偽情報を掴ませるための罠だった可能性がある。范閑はむしろ功績を立てたのです!」と訴える。

しかし、朱格は冷たく言い放つ。「そんなことは百も承知だ!全ては計略のうちだった!それを范閑が台無しにしたのだ!」と怒り心頭。「院長(陳萍萍(チェン・ピンピン)が不在の今、誰も貴様を救えん!」

…と、朱格が言い終わるか終わらないかのうちに、またしても「待て」の声が。振り返ると、そこにいたのは四処(各都市の情報収集・監視などを管轄する部署)の主辨(しゅべん:責任者)、言若海(イエン・ルオハイ)!彼の息子、言氷雲(イエン・ビンユン)は范閑のせいで北斉に左遷されたのに、なぜ范閑を助けるのか?朱格は訝しむ。

言若海(イエン・ルオハイ)は無表情に「私はただ、伝言を伝えに来ただけだ」と言い、慶帝の密旨を取り出す。さすがの朱格も、勅旨には逆らえず、范閑を解放し、腰牌を返すしかなかった…。

范閑が去った後、言若海(イエン・ルオハイ)は朱格に告げる。「范閑が公衆の面前で北斉の強敵・程巨樹を殺したことは、民衆の語り草となるだろう。まもなく始まる大戦を前に、陛下が守りたかったのは范閑ではない。民の誇り、そして無敵の戦意なのだ」と…。うーん、深い!慶帝、恐るべし!

悲しみの対面と新たな謎

一方、花船に火を放った司理理(スー・リーリー)は、同じような服装の仲間十数人と共に、馬で別々の方向に京都(けいと)から脱出していた。

鑑査院を出た范閑は、王啓年(ワン・チーニニン)にお金を渡し、引き続き暗殺の黒幕調査を依頼。そして、滕梓荊の亡骸を馬車に乗せ、彼の家へと向かう…。

滕梓荊の息子は、范閑を見て嬉しそうにする。「なんで箱の中の大きな人とケンカしたの?」と尋ねる。范閑は答えず、「どこで彼に会ったんだ?」と聞くと、子供は「大樹街の馬小屋のそばの庭だよ」と教える。

子供に手を引かれ、母親の元へ。滕梓荊の妻は、一晩中ランプのそばで座っていた。嫌な予感がしていたんだろうね…。子供を下がらせた後、范閑は言葉を選びながら、刺殺事件のこと、滕梓荊が自分を庇って死んだことを告げ、土下座して許しを請う…。

妻は、その知らせを聞いて、悲しみのあまり血を吐いてしまう…。そして、范閑に告げる。「夫は言っていました。恩返しのためではなく、あなたを知己だと思っているからそばにいるのだと。この道は彼自身が選んだ道。妻として口出しはできません。…でも、許すことはできません。息子まで危険な目に遭わせたくない。だから、今後はあまり来ないでください…」

范閑は罪悪感に苛まれ、涙ながらにその場を去るしかなかった…。つらすぎる…。

黒幕への手がかり?深まる陰謀

屋敷に戻った范閑は、王啓年(ワン・チーニニン)に滕梓荊の母子の警護を密かに頼む。王啓年は、一処の極秘文書を盗み見たことを報告。あの女刺客たちは、東夷城(とういじょう)の宗師・四顧剣(スーグージエン)の弟子筋で、使われた弓弩(クロスボウ)は軍のものだったという!四大宗師ほどの人物が、こんな回りくどい殺し方をするはずがない。背後には絶対に黒幕がいる!

さらなる手がかりを求め、范閑は王啓年と例の大樹街の庭へ。そこで、落ちていた令牌(身分証や通行証のようなもの)を発見!王啓年は令牌の紋様に見覚えがあると言う。例の極秘文書は朱格が持っているが、王啓年は「こういうのはお手の物です」と、調査を請け負う。さすが王啓年、頼りになる!

深夜、王啓年は一処に忍び込み、密書を探す。そして、ついに令牌と同じ紋様を発見!やった!…と思ったのも束の間、外に出ると朱格と一処の部下たちが待ち構えていた!ヤバい!幸い、王啓年は軽功(身軽術)の達人。すぐさまその場から逃走!

一方、范閑は、軍の弩を紛失したとされる参将の家を訪れる。しかし、そこで見たものは…一家全員が首を吊って死んでいるという、おぞましい光景だった…。

一体、誰が黒幕なのか?謎は深まるばかり!范閑の戦いはまだまだ続く!次回も目が離せないぞ!

つづく