やあみんな!今日も『慶(けい)帝余年』の世界にどっぷり浸かってる?熟練ブロガーの私が、第9話のあらすじとネタバレを熱く語っていくよ!今回も范閑(ファン・シエン)がやらかしてくれて、目が離せない展開だったね!
お金好き?人情家?王啓年(ワン・チーニニン)の意外な素顔
前回、滕梓荊(トン・ズージン)の仇討ちに協力してくれた王啓年(ワン・チーニニン)。てっきりお金にがめついだけの人かと思いきや、亡くなった滕梓荊(トン・ズージン)とはただの知り合いだったのに、危険を冒してまで彼の家族を守ろうとしてたんだって!いや~、見直しちゃったよ。
…と思ったら、范閑(ファン・シエン)が感動してるところですかさず「滕梓荊(トン・ズージン)の家族を匿うのに使った屋敷の費用、立て替えてくれない?」って地券を差し出すあたり、やっぱり王啓年(ワン・チーニニン)は王啓年だったね(笑)。このギャップがたまらない!
范閑(ファン・シエン)、わざと騒ぎを起こす!その目的は…?
王啓年は心配するんだ。「郭保坤(グオ・バオクン)を殴ったのはいいけど、なんでわざわざ自分の名前を名乗ったんだ?彼の父親は礼部尚書で権力者だし、太子派だぞ?面倒なことになるぞ!」ってね。
すると范閑、ニヤリ。「わざとだよ。事を大きくして、林婉児(リン・ワンアル)との婚約を破棄させるのさ。そして僕は、あの『鶏肉の君』を探し出す!」
そう、すべては范閑の計画通り!婚約なんてまっぴらごめん、自由になって運命の人(?)を探したい!っていうのが彼の本音だったんだね。でも、そのために貴族のボンボンをボコボコにするって、発想が大胆すぎる(笑)。
酔仙居での密約と、郭保坤の逆襲
范閑が酔仙居に戻ると、部屋に残した目印が動かされてる!案の定、気絶したフリをしてた司理理(スー・リーリー)は、范閑がこっそり置いた「結び目のある髪の毛」がなくなってるのを見抜かれ、ついに観念。
范閑は彼女がただの妓女じゃないことには気づいてるけど、深入りはしない。お互い、昨夜の范閑の外出も含めて秘密を守ることで手打ちにするんだ。この二人、なかなか腹の探り合いが面白いよね。
そして翌朝、予想通り郭保坤が范閑を訴えた!役人たちが范府に乗り込んでくるんだけど、ここで范(ファン)家の二番目の奥様、柳如玉(リウ・ルーユー)と息子の范思轍(ファン・スージョー)が黙っちゃいない!
柳如玉は「范閑様はご不在ですわ」と冷静に対応。…したかと思ったら、范閑本人がひょっこり登場(笑)。役人が捕まえようとすると、今度は范思轍(ファン・スージョー)が「父上の書斎から持ってきた!」とか言いながら大きな箒を振り回して応戦!「郭保坤本人が出廷しない限り、うちの兄さん(范閑)も出廷しないからな!」って、ある意味すごい連携プレー(?)を見せるんだ。范(ファン)家の日常、騒がしすぎ!
法廷対決!范閑、絶体絶命!?
息子がボコボコにされた郭保坤の父、郭攸之(グオ・ヨウジー)は激怒。そこに、いかにも嫌味なインテリって感じの賀宗緯(ホー・ゾンウェイ)が訴訟代理人として名乗りを上げ、郭保坤を担架で担いで法廷へ。「范閑の罪を確定させ、再起不能にしてやる!」って息巻いてる。
事態の深刻さに柳如玉は范閑に故郷の澹(たん)州へ逃げるよう勧めるけど、范閑は「策はあります」と余裕綽々で法廷へ向かうんだ。この自信はどこから来るんだろ?
一方、宮廷では長公主(チャンゴンジュ)が太子(リー・チョンチェン)を焚きつける。「京都(けいと)府へ行って郭家に恩を売れば、范閑の罪が確定した時に皇帝陛下も林婉児(リン・ワンアル)との婚約を取り消しやすくなるでしょう」ってね。太子もこれに乗って、いざ法廷へ!
法廷では、范閑が「昨夜は酔仙居で司理理(スー・リーリー)と一緒でした」とアリバイを主張。証拠はないけど、証人はいる!ってわけだ。府尹の梅執礼(メイ・ジーリー)も「証人がいるなら…」と范閑を無罪放免にしようとした、その時!
「待った!」と現れたのは、なんと太子!
太子は「妓女の証言など信用できるか!」と一蹴し、梅執礼にプレッシャーをかけて司理理(スー・リーリー)への拷問を命じるんだ。ひどい!
范閑が「女性に罪はない!」と止めようとした瞬間、今度は第二皇子(リー・チョンゾー)が登場!え、皇子様たち、法廷好きすぎない?(笑)
司理理は范閑に「拷問を受けて潔白を証明します」と小声で伝えるんだ。健気すぎる…!
まさかのどんでん返し!黒幕は…?
司理理への拷問がダメなら、と太子は次の手に出る。なんと、滕梓荊を引っ張り出してきて、「こいつを拷問して、范閑が皇帝を欺いたと証言させろ!」と命じるんだ。滕梓荊は死んだことになってるはずなのに、どういうこと!?范閑、万事休すか…!?
…と思ったら、ここでまたまた「待った!」の声が!現れたのは、皇帝の側近、侯公公(こうこうこう)。
侯公公は衝撃の事実を告げる。「滕梓荊が死んだことにしたのは、皇帝陛下のご計画である。皇族の方々はこの件の審問に関与なさらぬように、とのことです」
えええええーーー!?
まさかの皇帝陛下案件だったとは!太子の企みは完全に裏目に出ちゃったね。范閑、今回もギリギリのところで助かった!いやー、今回もハラハラドキドキの展開だった!范閑の策士ぶりと、周りの人たちの思惑が複雑に絡み合って、ますます面白くなってきたね!
つづく