あらすじ

趙雲(ちょううん)は、山賊に捕らえられた李飛燕(りひえん)を救うために単身で敵地に乗り込む。そこで公孫宝月(ほうげつ)という武術に長けた女性と出会い、共に山賊と戦うことになる。一方、高則(こうそく)は汜水関を裏切り、董卓(とうたく)は遷都を決意する。

ネタバレ

今回の見どころは、なんといっても趙雲(ちょううん)の男気!山賊に捕らえられた李飛燕(りひえん)を救うため、単身で敵地に乗り込む姿は、まさにヒーローそのもの!しかし、今回はそれだけでは終わらない!なんと、美女絡みの罠が趙雲(ちょううん)を待ち受けていたのです!

物語は、山賊が李飛燕(りひえん)を「アネキ」にしようと企んでいるところから始まります。柳慎(りゅうしん)は用済みとして殺されそうになる寸前、謎の飛行物体(なんと、馬蜂の巣!)のおかげで九死に一生を得ます。夏侯軽衣(かこうけいい)に助けられた柳慎(りゅうしん)は、趙雲に助けを求めますが、趙雲は師妹の危機に、自分が山賊の相手ではないと知りつつも、単身で乗り込むことを決意します。

一方、公孫宝月(ほうげつ)というお嬢様が、侍女の屏児(へいじ)と共に逍遥客栈(しょうようきゃくせん)に宿泊します。山賊たちは彼女らを鉄面侠(趙雲のこと)の仲間と勘違いし、彼女たちを襲おうとしますが、そこに趙雲が登場!しかし、山賊たちは趙雲のために罠を仕掛けており、趙雲はあっさりと捕まってしまいます。

ピンチを脱したのは、公孫宝月(ほうげつ)の侍女・屏児でした。彼女は二寨主(じいさいしゅ)に噛みつき、主を守ります。その後、山賊は捕虜たちを山塞へ連行しようとしますが、柳擎児(りゅうけいじ)が手配した白虎兄弟によって阻止されます。趙雲は李飛燕を救出し、夏侯軽衣(かこうけいい)に託しますが、公孫宝月がまだ捕まっていることに気づき、再び馬車を追いかけます。

自由になった公孫宝月は、山賊たちを相手に大立ち回り!その腕前は、並みの武将も顔負け!趙雲は彼女の正体を尋ねると、彼女は幽州太守・公孫瓚(こうそんさん)の娘で、あの「温酒斬華雄(かゆう)」の関羽(かんう)の弟子だと明かします。

その後、公孫宝月は侍女の屏児が行方不明になっていることに気づき、逍遥客栈に戻りますが、そこは柳慎によって火を放たれた後でした。絶望する公孫宝月でしたが、屏児が無事だったことが判明し、二人は再会を喜びます。

一方、諸侯連合軍は、高則(こうそく)が呂布(りょふ)を出し抜き、汜水関(しすいかん)を開門するという密告を受けます。もしこれが本当なら、高則(こうそく)は父親譲りの策略家ということになります。

汜水関が陥落し、洛陽(らくよう)は無防備な状態に。宦官たちは董卓(とうたく)に遷都を提案し、董卓はこれを受け入れます。

今回のエピソードは、趙雲の勇姿と、公孫宝月の意外な強さ、そして高則の裏切りという、見どころ満載の内容でした!次回も絶対に見逃せない!

つづく