あらすじ

趙雲(ちょううん)と軽衣は投獄されるが、お互いの気持ちを確かめ合う。趙雲は脱獄を試みるが、軽衣が助けに戻り、再び捕らえられてしまう。

ネタバレ

第15話は、趙雲(ちょううん)と軽衣が投獄されたところから始まります。牢屋で隣同士になった二人は、柵越しに語り合います。軽衣は、真定(しんてい)県の人々への思いがあるから、ここを離れたくないと打ち明けます。趙雲は、軽衣が郡守の娘であり、自分とは身分が違いすぎると言い、自分の気持ちを押し殺そうとします。しかし、軽衣は趙雲に、彼の志と人柄に惹かれていると告白。「あなたは、少なくとも私を安心させてくれる人」と、大胆に愛を語るのです!きゃー!

一方、李全(りぜん)は、師兄の趙安(ちょうあん)と師父を殺害した犯人は同一人物だと推測。飛燕は、父にそのことを趙雲に伝えるよう促し、趙雲が犯人に狙われないよう注意を促します。

山賊のアジトでは、杜厥(とけつ)が捕らえた鉄面侠=趙雲をどうするか話し合っています。手下たちは、さっさと殺してしまえと進言しますが、杜厥はそれでは生ぬるいと、趙雲を徹底的に苦しめることを考えているようです。

そして、ついに趙雲が脱獄を決意!看守の山賊に賄賂を渡し、酒と肉を買ってこさせます。山賊たちが欲に目がくらみ、仲間割れを始めた隙をついて、趙雲は二人を打ち倒し、牢の鍵を奪おうとします。しかし、手錠と足枷の鍵は見つからず、趙雲は軽衣と協力して、まずは牢から脱出することに。

趙雲と軽衣は別々に逃げ出しますが、軽衣を逃がすため、趙雲は自らおとりとなり、山賊たちを引きつけます。しかし、ついに山賊たちに囲まれてしまい、袋叩きに!

絶体絶命のピンチに陥った趙雲を救ったのは、なんと軽衣でした!弓を構え、杜厥に狙いを定めます。「私を置いて逃げるなんて許さない!」とばかりに、趙雲と共に生きる覚悟を示す軽衣。杜厥は軽衣を挑発しますが、軽衣は迷わず矢を放ちます。しかし、矢は杜厥の胸に命中したものの、深手を負わせるには至らず、軽衣も再び捕らえられてしまうのでした。あーあ。

果たして、趙雲と軽衣は無事に脱出できるのでしょうか?二人の愛の行方は?次回も見逃せません!

つづく