今回は、ますます目が離せない展開になってきた『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』第19話のあらすじとネタバレを、熱くお届けしたいと思います!

趙子龍(ちょうしりゅう)、高則(こうそく)のために街で兵士を募集するも、誰も信じてくれない…。しょんぼりしていると、そこに現れたのはなんと軽衣(けいい)!しかし、趙子龍を見るなり、そっぽを向いて行ってしまう。一体なぜ!?

軽衣は、趙子龍が自分を危険から守るために、わざと早く帰したのだと気づいていた。「私って、そんなに頼りない女に見えるの!?」と怒る軽衣に、趙子龍はタジタジ。軽衣の言葉に心を打たれた趙子龍は、彼女と共に真定(しんてい)県を守る決意を新たにするのでした。

一方、李全(りぜん)は、趙子龍と軽衣が無事に帰ってきたことにビックリ!趙子龍の身に何が起こったのかを聞き出すと、その奇跡的な体験に驚愕します。

さらに李全(りぜん)は、趙子龍の師匠である楽淵(がくえん)の話を始めます。楽淵は、戦国時代の名将・楽毅(がくき)の末裔で、武術に長けていたものの、変わり者だったそう。彼にはもう一人、秘密の弟子がいたのですが、ある時、『楽毅百戦術』の下巻と共に姿を消してしまったというのです。そして今回、李全が持ち帰ったのは、なんとその弟子のものと思われる仮面!趙子龍は、その仮面を見て、父親を殺した犯人と同一人物だと確信するのです!

そんな中、軽衣が衝撃の告白!なんと彼女は、常山(じょうざん)郡の父母官である夏侯傑(かこうけつ)の娘だったのです!それを聞いた李全は、顔色を変え、趙子龍を連れて裏山へ。「軽衣とは絶対に恋仲になってはいけない!」と強く言い聞かせるのでした。一体、夏侯傑(かこうけつ)に何があるのでしょうか!?

趙子龍は、『楽毅百戦術』を参考に、李全や周懐忠(しゅうかいちゅう)らと共に、ある策略を立てます。それは、毎日大量の食糧が運び込まれているように見せかけるというもの。見事、兵士の募集は順調に進み、高則(こうそく)もその様子に満足げ。しかし、高則は趙子龍の策略を見抜いており、趙子龍に黒鍋を送りつけます。ところが、その黒鍋の下には、なんと大量の金塊が!高則は、自分の私財を趙子龍に託し、兵士の育成に役立ててほしいと考えていたのです。

果たして、趙子龍と軽衣の恋は成就するのか!?そして、父親の仇を討つことができるのか!?次回の展開も、絶対に見逃せません!

つづく