あらすじ

董卓(とうたく)を倒すため、貂蝉(ちょうせん)が呂布(りょふ)に接近。趙雲(ちょううん)は、師匠である李全(りぜん)との再会を果たすも、なぜか拒絶されてしまう。劉備(りゅうび)は、高則(こうそく)に剣を奪われそうになるなど、今回も波乱万丈な展開でした。

ネタバレ

さあ、今回も目が離せない展開だった『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』第2話! 董卓(とうたく)を倒すべく、あの手この手で策を練る人々、そして趙雲の成長と謎が深まるエピソードでした。

まずは、都を牛耳る董卓をどうにかしたい王允(おういん)。悩める彼を救うため、義理の娘である貂蝉(ちょうせん)が立ち上がります! 彼女は、河に灯篭を流すイベントを利用して、武勇に名高い呂布(りょふ)に接近。その美貌で呂布を虜にし、董卓打倒の糸口を掴もうとします。いやー、貂蝉の美しさは罪ですね! 呂布がデレデレになるのも無理ありません。

一方、趙雲はというと… 師匠である李全(りぜん)ではないかと疑う人物を突き止めようと、柳慎(りゅうしん)と作戦を立てます。しかし、それは李全の罠だった! 現れたのは、なんと李全の娘、李飛燕(りひえん)。まんまと一杯食わされた趙雲と柳慎は、飛燕にこっぴどくやられてしまいます。それでも趙雲は、相手が師匠であると確信するのですが、なぜか李全は趙雲との再会を拒むのです。一体何があったのか!?

都では、王允が董卓に密告。まんまと董卓の信頼を得ることに成功します。しかし、董卓もただ者ではありません。呂布に、伝説の宝剣「倚天(いてん)剣」と「青釭(せいこう)剣」を探させます。この剣が物語の鍵を握るのでしょうか?

その頃、劉備(りゅうび)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)の三兄弟は、食糧を求めて幽州へ向かう途中、高則(こうそく)の一行と遭遇します。高則の部下は、劉備の持つ剣が「倚天(いてん)剣」と「青釭(せいこう)剣」ではないかと疑い、奪おうと画策。しかし、剣柄に「玄徳」の文字を見つけ、誤解だったと気づきます。危うく劉備が剣を奪われるところでした!

夏侯傑(かこうけつ)は、太師からの催促を受け、娘婿である高則を迎え入れます。しかし、娘の夏侯軽衣(かこうけいい)は、高則との幼馴染の関係に飽き飽きしており、彼を避けて出かけてしまいます。軽衣の気持ちも分かりますが、高則も少し可哀想ですね…。

再び趙雲。李全に近づくため、柳慎と共に李全の家を訪れます。最初は追い返されそうになりますが、酒をプレゼントすることで、なんとか話を聞いてもらえることに。趙雲は李全に弟子入りを志願しますが、李全は趙雲に過酷な試練を与えます。それは、なんと「虎を素手で倒す」こと! しかし、趙雲は山に住む白虎と友情を育んでおり、虎を殺すことを拒否します。そこで李全は、趙雲に自分の攻撃を三回受けきれば試練クリアと条件を変更。しかし、二撃目で趙雲は倒れてしまいます。柳慎の機転がなければ、趙雲は命を落としていたかもしれません。

今回も謎が深まるばかりの『三国志~趙雲伝~』。趙雲は一体なぜ李全に拒絶されるのか? そして、董卓の野望を打ち砕くことはできるのか? 次回も見逃せません!

つづく