あらすじ
趙雲(ちょううん)は、槍の腕前を上げるため、再び絶命谷へ。そこで出会った老人から武術を教わることになる。一方、軽衣は、趙雲を傷つけた耿純(こうじゅん)を責める。李全(りぜん)は、趙雲と軽衣を離れさせるため、自分の娘を趙雲に嫁がせようとする。
ネタバレ
趙子龍(ちょうしりゅう)は、柳擎児(りゅうけいじ)に粽(ちまき)作りを手伝ってもらっていました。絶命谷(ぜつめいこく)で学んだ槍法に限界を感じた彼は、再び絶命谷へ向かうことを決意したのです。
一方、師匠(ししゅく)は、趙子龍が絶命谷へ行ったことを夏侯軽衣(かこうけいい)に伝えようとしません。軽衣は、子龍がどこへ行ったのか分からず、師匠の態度が以前と変わってしまったことに戸惑いを隠せません。柳擎児(りゅうけいじ)も師匠の態度が冷たくなったと感じていました。師匠は、軽衣が諦めてくれるなら、自分が悪者になっても構わないと考えていたのです。
再び絶命谷へ足を踏み入れた趙子龍。そこは、軽衣と過ごした日々が思い出される場所でした。槍の練習に没頭していると、突然、隠れていた場所から槍が飛んできました。現れたのは、白髪の老人。趙子龍は、老人の槍の前に手も足も出ません。しかし、老人は趙子龍に武術を教えようとしているようでした。実は、老人は子供の頃の趙子龍に命を救われた恩人だったのです。
その頃、呂布(りょふ)はまたしても太師府(たいしふ)へ。貂蝉(ちょうせん)の悲しそうな姿を見た呂布(りょふ)は、心を痛めます。過去の幸せな日々を思い出し、怒りをこらえる呂布。
趙子龍は、谷底の老人に出口が湖の底にあることを伝えます。老人は趙子龍に連れられ、谷の外へ。趙子龍は、老人を自宅に招待しますが、老人は突然走り去ってしまいます。趙子龍は、老人が谷の外の生活に慣れるには時間がかかるだろうと考え、追いかけるのをやめました。
李全(りぜん)が郷勇(きょうゆう)の訓練をしていると、耿純(こうじゅん)が手下を引き連れてやってきます。李全(りぜん)と耿純(こうじゅん)が争いになりそうになった時、趙子龍が駆けつけ、師匠を制止します。しかし、耿純は剣を振りかざし、趙子龍を傷つけてしまいます。趙子龍は、耿純が軽衣を連れ戻そうとしていることを知っていました。師匠は、趙子龍に軽衣との関係を断つように忠告します。
耿純は、高則(こうそく)に練兵場で郷勇たちを懲らしめたことを報告します。軽衣は、趙子龍を傷つけた理由を耿純に問い詰めます。そして、二度と趙子龍に手出ししないように警告します。軽衣が趙子龍の元へ向かうだろうと考えた高則(こうそく)は、軽衣に趙子龍へ薬を届けるように頼みます。
李全は、趙子龍と軽衣を離れさせるため、自分の娘である李飛燕(りひえん)を趙子龍に嫁がせようとします。趙子龍の意思を無視して、勝手に決めてしまうのでした。
今回のエピソードも波乱万丈でしたね!趙雲(ちょううん)の槍の腕前はまだまだ未熟なようですが、新たな出会いによって成長のきっかけを掴むことができるのでしょうか?そして、軽衣との恋の行方はどうなるのでしょうか?次回も見逃せません!
つづく