あらすじ
山賊討伐のため、知略と武勇を駆使して戦う趙雲(ちょううん)。ニセ情報で敵を欺き、食糧庫を焼き討ちにするなど、目覚ましい活躍を見せる。しかし、その裏で杜厥(とけつ)が真定に侵入。絶体絶命のピンチに、趙雲が白馬に乗って颯爽と現れ、悪を打ち砕く!
ネタバレ
いやー、今回も手に汗握る展開でしたね!『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』第23話、見ました?まだ見てない?それは損してますよ!だって、趙雲(ちょううん)がマジでカッコイイんだもん!
さて、今回のあらすじ、いってみましょう!
話は、杜厥(とけつ)が自分の陣営でカンカンに怒っているところから始まります。なんたって、3000人もいる山賊軍が、真定(しんてい)のたった500の兵に手こずってるんですからね。そこで、参謀役の姜峰(きょうほう)が、「力攻めがダメなら知略で!」と、真定の地形を利用した作戦を提案。曰く、この辺りは戦国時代から戦が頻発していたから、きっと秘密の抜け道があるはずだと。
一方、耿純(こうじゅん)はというと、相変わらず飛燕(ひえん)にゾッコン。夜中にこっそり飛燕の部屋に忍び込もうとするも、飛燕と柳擎児(りゅうけいじ)はそれを読んでいて、罠を仕掛けていたんですな。まんまと引っかかった耿純(こうじゅん)は、犬扱いされる始末。かわいそーだけど、笑える!
そんな中、公孫宝月(ほうげつ)が、自分の父である公孫瓚(こうそんさん)を説得できず、しびれを切らして自前の娘子軍を率いて真定に駆けつけます。趙雲は、敵の兵力差を考慮し、奇襲作戦で敵を混乱させるしかないと判断。
まずは、山賊にニセ情報を掴ませるため、柳慎(りゅうしん)と周懐忠(しゅうかいちゅう)に伝令役を命じます。山賊たちが地道を見つけて喜んでいると、五寨主が「敵が攻めてきた!」と報告。弓矢隊が応戦する中、周懐忠はわざとらしく矢文を落とし、山賊を欺くことに成功。
その矢文には、「高則(こうそく)からの救援要請を受け、2日以内に大軍を派遣する」と書かれていました。杜厥は、それが真実かどうかに関わらず、急いで真定を攻略する必要があると判断。
案の定、山賊たちの間には「公孫瓚(こうそんさん)の援軍が来る!」という噂が広まり、動揺が走ります。趙雲は、山賊の食糧庫の位置を予測し、火を放って敵の補給路を断つ作戦を立てます。
夜になり、趙雲は手勢を率いて山賊の食糧庫を焼き討ち。混乱に乗じて公孫宝月(ほうげつ)たちの援護に向かいます。山賊たちは、本隊が攻めてきたと勘違いして大パニック!
公孫宝月たちが弓矢隊に囲まれたところに、趙雲が颯爽と登場!戦況は一気に逆転し、姜峰は逃げようとしますが、趙雲の槍が炸裂!見事、姜峰を討ち取ります。
…と、ここで衝撃の事実が発覚!なんと、趙雲が山賊の陣営を攻めている隙に、杜厥が精鋭部隊を率いて地道から真定の城内に侵入していたのです!捕らえた山賊からの情報でそれを知った趙雲は、急いで真定へ引き返します。城門を開け放った山賊たちがなだれ込む中、高則(こうそく)は負傷し、李全(りぜん)は必死に持ちこたえますが、そこに白馬に乗った趙雲が文字通り「神のごとく」現れるのです!杜厥は趙雲を見て大喜びし、一騎打ちを挑みますが、激戦の末、趙雲に敗れ、撤退を余儀なくされます。
いやー、今回も趙雲の活躍が光りましたね!特に、白馬に乗って現れるシーンは、マジで鳥肌モノでした!
つづく