あらすじ
趙雲(ちょううん)は高則(こうそく)に投獄されるが、軽衣の尽力で釈放される。しかし、高則の陰謀により毒を盛られ、視力を失ってしまう。さらに、柳擎児(りゅうけいじ)が趙雲を庇って命を落とすという悲劇に見舞われる。
ネタバレ
さてさて、皆さんお待ちかね!『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』第25話、今回も目が離せない展開でしたね!趙雲、一体どうなっちゃうの!?
物語は、軽衣(けいい)が趙子龍(ちょうしりゅう)が投獄されたと聞いて、いてもたってもいられず牢に駆けつけるところから始まります。高則(こうそく)が何か企んでいるんじゃないかと心配で、子龍のそばを離れようとしません。「あなたと一緒ならどこでも平気」なんて、愛の力ってすごい!まるで二人だけの世界のようですが、そこは牢屋。全然ロマンチックじゃないのが笑えます。
一方、師匠(ししゅく)と柳慎(りゅうしん)たちは、子龍を救出するために作戦会議。師匠は高則(こうそく)のことを「食えない男」と評し、軽衣が子龍と一緒にいることで、かえって危険が増すと指摘します。すると、おてんばな拾妹(しゅうまい)が、いてもたってもいられず単独で牢破りを決行!案の定、耿純(こうじゅん)に待ち伏せされてしまいます。間一髪のところで師匠と柳慎(りゅうしん)が助けに入りますが、毒ガス弾を浴びてしまうというピンチ!
軽衣は高則に子龍の釈放を懇願しますが、高則は「規則だから」と突っぱねます。しかし、軽衣への未練から、耿純(こうじゅん)に子龍を釈放するように指示。その代わり、子龍の食事に遅効性の毒を盛るという、なんとも陰湿な手段に出ます。3日後には失明するという恐ろしい毒です!
そして、子龍は柳擎児(りゅうけいじ)と拾妹と一緒に、師爺(しえ)らしき野人を探しに出かけますが、手がかりは掴めません。そんな中、ついに毒が回り始め、子龍の目に異変が!視力を失った子龍を、どこからともなく現れた黒衣の男が襲います。柳擎児(りゅうけいじ)は子龍を庇い、黒衣の男に刺されてしまいます。「あなたの傍にいられて幸せだった」と言い残し、息を引き取る擎児。子龍の悲痛な叫びが、胸に突き刺さります…。
今回の見どころは、なんといってもラストの悲劇!愛する人の死を目の当たりにした子龍が、これからどう立ち上がっていくのか…!?次回も見逃せません!
つづく