あらすじ
趙雲(ちょううん)は、董卓(とうたく)暗殺を試みるも失敗。呂布(りょふ)に追い詰められるが、貂蝉(ちょうせん)の機転により脱出に成功。王允(おういん)は、趙雲が届けた二振りの剣を見て、李全(りぜん)の真意を測ろうとする。
ネタバレ
趙雲(ちょううん)は、師匠・李全(りぜん)の試練をなんとかクリア。師匠からは、王允(おういん)に会う際の注意点として、もし王允が冷たくあしらってきたら少しだけ滞在し、殺そうとしてきたら二振りの神剣を渡すように言われます。趙雲(ちょううん)は、擎児(けいじ)や飛燕(ひえん)に別れも告げず、神剣を携えて旅立ちます。
しかし、江湖経験不足の趙雲は、立ち寄った宿で、尾行してきた軽衣(けいい)にまんまと薬を盛られてしまいます。目を覚ますと木に縛られていて大ピンチ!軽衣に助けられたものの、神剣は奪われ、肩を揉まされる始末。そこに師匠が登場し、軽衣の機転がなければ命はなかったと諭されます。そして、軽衣は趙雲のお目付け役として、同行することに。
都に着いた趙雲は、董卓(とうたく)の悪行を目の当たりにし、師匠の忠告も軽衣の制止も聞かず、董卓に会いに行こうとします。村民を見捨てるわけにはいかないし、個人的にも両親の仇である董卓を許せないというのです。
太師・董卓の甥が町で女性に絡んでいるところに遭遇した趙雲は、こらしめます。命乞いをする甥に、太師府に連れて行けと命令。太師府に乗り込んだ趙雲は、董卓を殺そうとしますが、甥に刺客だと叫ばれ、やむなく甥を斬り捨てます。
騒ぎを聞きつけた呂布(りょふ)が登場し、趙雲は圧倒されます。まさに絶体絶命!という時、黒装束の男が現れ、趙雲と協力して呂布(りょふ)を退け、太師府から脱出。府の外で待っていた軽衣と合流します。黒装束の男は、なんと高則(こうそく)でした。高則(こうそく)は、軽衣のために危険を冒したと言います。
趙雲と軽衣は、剣を持って司徒・王允の屋敷へ。王允は不在でしたが、屋敷で待つことに。軽衣は、そこにいた貂蝉(ちょうせん)の美しさに目を奪われます。王允が帰宅し、趙雲が趙安(ちょうあん)の息子だと知ると、護国の神器である倚天剣(倚天(いてん)剣)と青釭剣(青釭(せいこう)剣)をこんな子供が運んでくるはずがないと疑い、剣を抜いて趙雲を殺そうとします。趙雲が師匠の言いつけ通り剣を渡そうとしたその時、呂布が乗り込んできます。貂蝉(ちょうせん)は、趙雲と軽衣を助けるため、自ら人質となり、呂布に二人を逃がすよう要求。趙雲と軽衣は無事に脱出、貂蝉に別れを告げます。王允は、タイミング良く届けられた二振りの剣を見て、自分を一番理解しているのは、かつて親交のなかった李全(りぜん)だと呟くのでした。
いや~、今回も盛りだくさんでしたね!趙雲の無鉄砲さにはハラハラさせられますが、貂蝉の美しさと機転には感動しました!そして、王允の真意は一体何なのか?次回も見逃せませんね!
つづく