あらすじ
迷霧の森での騒動から始まり、齊葩の偽りの妊娠によってマ英雄の命が救われる。奎木狼(クイムーラン)と齊葩は三ヶ月の契約を交わすが、春児(チュンアル)の正体と「子魅(ズーメイ)」の存在が新たな謎を呼ぶ展開に!
ネタバレ
第11話では、物語が大きく動きます!嘘と真実、忠誠と裏切りが入り混じる中、奎木狼(クイムーラン)と斉葩(チー・パー)の関係も新たな局面へ…。さあ、今回の見どころをじっくり追ってみましょう。
箱の中の“蝶”
物語は、迷霧の森に到着した奎木狼一行から始まります。重たすぎる荷物と不審な動きに、奎木狼が冗談交じりに問いかけると、なんと箱の中から蝴蝶(フーディエが登場!一同騒然。馬英雄(マー・インション)は動揺しつつも、なんとか誤魔化そうと必死です。
しかし、蝴蝶と柳君(リウジュン)の手にかかっては、一行はあっという間に制圧されてしまいます。さらに、化獣王宮から「斉葩が行方不明」との報せが届き、事態は急展開を迎えます。
斉葩、絶体絶命
目を覚ました斉葩がいたのは、なんと迷霧の森の中。しかも、彼女を見つめる春児(チュンアル)の目は、明らかに“殺意”に満ちていました。逃げ場もなく、刀を手に近づいてくる春児。万事休すかと思われたそのとき、颯爽と現れたのは…奎木狼!
彼は春児を撃退するも、すぐに地に膝をつき倒れてしまいます。実は馬英雄とのやり取りで「軟筋散」という化獣族の禁薬を盛られていたのです。
嘘も方便?偽りの懐妊
奎木狼が目を覚ましたとき、斉葩は無事。だが、馬英雄がすでに三長老のもとへ連行されたと知り、二人は急ぎ大殿へ向かいます。三長老は律法を理由に馬英雄を処刑しようとするが、ここで斉葩が突然体調不良に。
周囲がざわつく中、誰かが「もしかして、懐妊?」と声を上げ、斉葩は咄嗟に「その通りです」と認めてしまいます!奎木狼もその場の空気を読み、「私の子だ」と即座にフォロー。偽りの懐妊劇が始まった瞬間です。
三長老は「奎木狼の血を継ぐ子ができるなら…」と判断を変え、馬英雄の命は辛くも助かります。
二人の契約、そして春児の謎
嵐のような一日を振り返り、奎木狼と斉葩は「約法三章」を交わすことに。
- 斉葩は婚姻を受け入れ、妊娠を装うこと。
- 奎木狼は馬英雄らを無事に大夏へ帰すこと。
- 斉葩は三ヶ月後に自由の身になること。
しかし、事件はまだ終わっていません。春児の正体があまりに曖昧で、斉葩は「もしかして、あの夜の刺客が春児に化けていたのでは?」と疑い始めます。
馬英雄にその可能性を告げると、彼はついに口を割り、事件の真相がようやく明らかに。ところが、最後に馬英雄が爆弾発言。「子魅(ズーメイ)は、ずっと大夏皇宮にいる」と…。
いったい子魅とは何者なのか?次回、さらなる秘密が明かされる予感です!
つづく