あらすじ
阿瑜(あゆ)が父を守るために神女を名乗ったことから始まった今回のエピソード。嘘が大きな騒動を巻き起こし、龍炎(りゅうえん)は自らの命を削る覚悟で阿瑜を救いました。阿瑜は晴れて「神女」として崇められる一方で、龍炎は彼女を守るために自分の想いを封じ込めます。青青(せいせい) と雪阡尋(せつせんじん)の関係にも微妙な変化が見られ、次回の展開が楽しみです!
ネタバレ
『龍王の恋 永遠(とわ)なる誓い』第16話は、嘘から始まった神女の物語が予期せぬ展開を迎え、龍炎の愛と犠牲が光る感動的なエピソードでした。今回もハラハラドキドキの展開満載で、視聴者に感情のジェットコースターを味わわせてくれました。
青青(せいせい) と阿瑜への中傷、父の勇気ある弁明
街中で阿瑜(あゆ)と青青(せいせい) に対する中傷が広がる中、阿瑜の父は娘を守るために立ち上がります。しかし、彼の「阿瑜は妖女ではなく神女だ」という発言が事態を悪化させてしまいます。この発言を聞いた官府の者たちは阿瑜を捕らえようとし、阿瑜は父を守るために「自分は神女で雨を降らせる力がある」と嘘をつく羽目に。こうして、阿瑜の“神女伝説”が始まります。
雷雨を呼ぶための試練と龍炎の覚悟
阿瑜の嘘を信じた官府は、祭壇を設けて本当に雨を降らせるよう要求します。しかし、もちろん阿瑜にはその力がありません。一方、阿瑜を助けようとする龍炎(りゅうえん)は、雷霆(らいてい)の祭壇で「行雨令」を奪おうとしますが、紫陽(しよう)や雪阡尋(せつせんじん)に止められます。人間界の問題に介入することは禁忌であり、特に青青のような妖には重い罰が科される可能性があるため、雪阡尋(せつせんじん)は青青の動きを封じます。
一方で、玉池(ぎょくち)鎮(ぎょくちちん)が天血魔(てんけつま)の怨念による障壁に閉ざされていることが判明し、行雨令があっても雨を降らせることができない状況に。龍炎たちは力を合わせて障壁を破ろうとしますが、四人の力では歯が立たず、紫陽と施雨小仙(しうしょうせん)が天帝に報告することに。
阿瑜の告白と龍炎の犠牲
一方、祭壇に立たされた阿瑜は、父を逃がすために時間を稼ぎます。そして、ついに自分が神女ではないことを告白。民衆に謝罪しますが、官府は彼女を処刑しようとします。その時、龍炎が自らの霊力を限界まで使って障壁を破壊し、玉池鎮に雨を降らせることに成功。龍炎は天血魔の名を使い、智勇(ちゆう)の文字を刻むことで障壁を破り、阿瑜を救ったのです。しかし、この行動で彼は大きな霊力を失い、口から血を吐くほどのダメージを負います。雪阡尋が急いで彼を手当てしましたが、その姿は見るに堪えないものでした。
阿瑜、神女としての新たな道
雨を降らせたことで阿瑜は民衆から「本物の神女」として崇められます。さらに、中傷を広めた劉玉香(りゅうぎょくこう)には罰として「亀メイク」を施し、16日間街を歩かせるという制裁が。これにより、彼女の行いが笑いの的となり、改心を促すこととなりました。
しかし、阿瑜が神女として宮廷に迎えられることが決まると、彼女は大きなショックを受けます。一方、龍炎は阿瑜が宮廷で安全に過ごせることを願い、自分の心の痛みを隠しながらその決定を受け入れます。
雪阡尋と青青の微妙な関係
龍炎が傷を癒やすために命格星君(めいかくせいくん) の元へ向かった後、雪阡尋は青青と二人きりに。龍炎のアドバイスを受けて、雪阡尋は青青を対等な存在として接しようとしますが、突然の変化に青青は戸惑い、彼を避けるように。彼女の鼓動が高鳴る様子から、二人の関係に新たな展開が期待されます。
つづく