あらすじ

龍炎(りゅうえん)が流蛍(りゅうけい)に恩返しするために奮闘する中、彼の人間界での経験不足からくる誤解や暴走が笑いを誘います。流蛍との距離を縮めようとする龍炎の不器用さ、流蛍が見せる素直な反応、そして青青(せいせい) の新たな動きが絡み合い、物語はますます面白くなっていきます。果たして、龍炎の恋心は報われるのか?流蛍は彼の真意に気づくのか?次回も目が離せません!

ネタバレ

龍炎(りゅうえん)と流蛍(りゅうけい)、誤解だらけの二人の距離

第2話では、龍王・龍炎と、人間の少女・流蛍が繰り広げるドタバタなやり取りが中心。笑いあり、キュンとする瞬間ありで、二人の関係性がじわじわと進展していきます。

ドラマチックな朝の始まり

物語は、龍炎が流蛍の家で目覚めるシーンからスタート。実は、龍炎は夜のうちに元の龍の姿に戻っていました。目を覚ました流蛍は、隣にいる「白蛇」姿の龍炎を見て、「咬まれなくてよかった」と胸をなでおろす始末。

その後、流蛍は龍炎に榴蓮(ドリアン)味の菓子を振る舞いますが、龍炎はその匂いが苦手。それでも流蛍に気を遣い、無理して一皿を食べきる姿が健気でかわいい。そんな中で新キャラクター、小青鳥・青青(せいせい) が登場します。実は彼女も妖で、流蛍に恩返しをしようと訪れるのですが、龍炎の正体に気づいて恐れをなし、人間の姿に戻って逃げ出してしまいます。青青の純粋さと、龍炎の不器用さが対照的で微笑ましい場面でしたね。

夜のロマンチックなハプニング

夜になると、龍炎は再び人間の姿に戻り、流蛍の隣で眠ります。しかし、流蛍が寝返りを打った拍子に、なんと龍炎の唇に触れてしまうのです!突然の“キス”に動揺する龍炎。彼は今まで感じたことのない柔らかさに驚きつつも、どこか心地よさを覚えるのでした。

誤解の連続!龍炎の暴走

翌朝、流蛍は机の上に置かれた自分の大好物・糖炒栗子(甘栗)を見つけます。実はこれは龍炎が買ってきたもの。しかし、流蛍はこれを幼馴染の夏侯雪(かこう・せつ)の差し入れだと勘違い。何も知らない龍炎は、流蛍に栗を食べさせてもらおうとしますが、そのタイミングで姿を消し、流蛍を慌てさせます。

その後、流蛍は後山で龍炎を探し出します。ここで龍炎はついに自分が龍王であることを明かしました。流蛍は驚きつつも、「恩返しなんて必要ない」と断ります。むしろ、榴蓮菓子を片付けてほしいと頼む流蛍の庶民的なお願いに、視聴者も思わずクスリと笑ってしまったはず。

春宮秘図の勘違いから大事件へ

龍炎は流蛍の好みを知ろうと、人間界で流行の書物を手に入れますが、なんとそれは「春宮秘図」(いわゆる春画)。「これが人間界の恩返しの方法だ」と大誤解した龍炎は、流蛍を抱きかかえ空に舞い上がり、草原に連れて行きます。そして、「以身相許(自分の身を捧げる)」と宣言!しかし、流蛍はこれに大パニック。泣きながら「家に帰りたい!」と叫ぶ始末です。

龍炎の百八十度ズレた“恩返し”に、流蛍の心情は大混乱。結局、龍炎は意気消沈し、龍隠池に戻ります。命格星君(めいかくせいくん) に相談するものの、恋愛初心者の龍炎にとっては、流蛍の心を理解するのはまだまだ遠い道のりのようです。

流蛍と青青の新たな動き

一方で、青青は自身の額にある「流星痕」を消す方法を探していました。命格星君の持つ万巻書にそのヒントがあると知り、行動を起こすことを決めます。流蛍と青青、そして龍炎。それぞれの思いが交錯する中、次回はどんな展開が待ち受けているのでしょうか?

つづく