あらすじ

戦争が終結し平和が訪れるかと思いきや、新たな陰謀が動き始めた第20話。封尘月(ほうじんげつ)を中心に恋の三角関係が激化する中、東羅側の暗殺計画や皇帝の命令が彼女を風都へと導きます。嫉妬に駆られた龍炎(りゅうえん)の行動や、謎の記憶に悩む雪阡尋(せつせんじん)の伏線など、物語はますます目が離せない展開へ。果たして尘月は無事に風都へ辿り着けるのか?そして恋の行方は?次回が待ちきれません!

ネタバレ

『龍王の恋 永遠なる誓い』第20話は、戦乱の終結から始まり、恋と陰謀が渦巻く展開へと進んでいきます。今回のエピソードでは、登場人物たちの複雑な感情が交錯し、物語はさらに盛り上がりを見せます。

戦争の終焉と新たな陰謀

東羅王の使者が和平交渉に訪れたことで、ついに戦争は終結。封尘月(ほうじんげつ)は父の遺志を継ぎ、東羅軍を退けることに成功しました。しかし、東羅の寒熙雲(かんきうん)は酒に溺れながら復讐心を燃やし、部下の小珒(しょうしん)に命じて尘月に苦痛を与える計画を進めます。東羅側の陰謀が新たな波乱を予感させます。

恋の三角関係が激化

戦後、封尘月を救った龍炎(りゅうえん)に感謝を述べる陸征(りくせい)は、自身の尘月への思いを告白。彼は尘月を妻にする決意を固めており、その想いを行動で示すべく、尘月に贈り物をしたり積極的にアプローチを続けます。一方、尘月は陸征の好意に感謝しつつも心を動かされることはなく、むしろ龍炎への思いを募らせていきます。

そんな中、陸征が尘月に龍の絵柄の風筝(たこ)を贈ったことが、物語に波乱を巻き起こします。尘月はそれを見て、陸征こそが自分の夢に出てくる「玉池(ぎょくち)哥哥(ぎょくちのおにいさま)」だと思い込むも、実際には彼がその人物ではないことが判明。このすれ違いに尘月はショックを受けます。

嫉妬する龍炎と謎の記憶

尘月と陸征が外で風筝を楽しむ姿を見た龍炎は嫉妬心を抑えきれず、自ら白龍の姿に変身して空を舞います。その姿を見た尘月は、ますます龍炎が「玉池哥哥」ではないかと思い始めます。しかし、尘月の思い込みは誤解に終わり、恋模様はさらに複雑に。

龍炎の変身は雪阡尋(せつせんじん)(せっせんじん)と青青(せいせい) にも目撃されます。青青(せいせい) は龍炎の嫉妬を笑い飛ばしますが、その笑い声を聞いた雪阡尋(せつせんじん)は、かつて聞いたことのある「懐かしくも不思議な声」を思い出し、過去の記憶に悩まされる様子を見せます。

風都への旅路と迫る危機

東羅王は政略結婚のために小蕊(しょうずい)公主を風都に送り、寒熙雲はその隙に封尘月を暗殺する計画を進めます。一方、皇帝は封家軍の勝利を祝いつつ、軍が傲慢にならないよう封尘月に10日以内に風都へ戻るよう命令を下します。これにより、尘月は危険な旅路を進むことを余儀なくされます。

尘月は龍炎に護衛として同行を頼みますが、龍炎は一度断ります。しかし、陸征との会話を偶然耳にした龍炎は、尘月の安全が危ぶまれることを知り、彼女を守るために行動を決意します。

つづく