ドラマ『替嫁新娘~ただいま婚惑中~』第7話は、裏切り、陰謀、そして愛憎が入り乱れる怒涛の展開が繰り広げられました。これまで伏線として張り巡らされていた人間関係が一気に動き出し、視聴者の心をぐっと掴むエピソードでした。それでは、早速ネタバレとともにあらすじを振り返っていきましょう!
母と息子、信頼が崩れる瞬間
まずは、張雪霏(ちょう せつひ)が張元清(ちょうげんせい)の恐ろしい裏の顔を知ってしまった場面から。張元清(ちょうげんせい)が自分と腹の中の子どもを毒殺しようとしていたことが明るみに出ます。張雪霏(ちょう せつひ)の証言により、張元清は言い逃れができない状況に追い込まれましたが、彼女はあくまで無実を主張し続けます。
さらに衝撃的なのは、張元清が最も信頼していた息子・萧铭(しょうめい)による裏切り。萧铭は父親を利用し、自らの野望を叶えようと画策。あろうことか張元清を捕らえさせ、大牢に送り込むのです。張元清が息子の手によって転落していく姿は、なんとも皮肉で、見る者の胸に刺さるものがありました。
萧任衍(しょうじんえん)の決意と柳嘉(りゅうか)への愛
一方、物語の中心人物である萧任衍(しょうじんえん)と柳嘉(りゅうか)の関係にも進展が。張元清の陰謀と孟太師(もうたいし)の策略が絡み合う中、萧任衍は柳嘉を守る決意を新たにします。彼は自身の出生や背景を明かし、柳嘉に「君と一緒に幸せな生活を送りたい」と告白。柳嘉の心配をよそに、彼の覚悟は揺るぎません。
そんな中、張元清は大牢の中で命を狙われます。仮面をつけた刺客に殺されそうになった彼女を、萧任衍と柳嘉がギリギリのところで救出。しかし、助けてもらった張元清は彼らに協力するどころか、壁に頭を打ちつけ自害してしまいます。その手には孟太師の玉佩(ぎょくはい)が握られていました――これは今後の物語の重要なキーとなりそうです。
柳静姝(りゅうせいしゅ)の過去が明らかに
柳嘉の双子の妹・柳静姝(りゅうせいしゅ)が記憶を取り戻します。彼女は過去に孟太師と張元清の密会現場を目撃し、その際に命を狙われていたことを思い出します。そして、孟太師が張元清に「帳簿」を渡していたことを証言。これにより、萧任衍と柳嘉は帳簿の隠し場所を突き止め、ついにその罪の証拠を掴むことに成功します。
帳簿が皇帝に渡ると、孟太師は逮捕され、張元清の陰謀も明るみに出ます。しかし、柳静姝の「不義の子」としての立場が問題視され、彼女には処刑の危機が――。皇帝は萧任衍に柳静姝との再婚を命じますが、萧任衍は「自分の妻は柳嘉だけ」と断固拒否。この場面は彼の愛がいかに深いかを感じさせる感動的なシーンでした。
つづく