第15話は、主人公・謝小霓(しゃしょうげい)が自らの才能と機転を駆使し、困難を乗り越える姿が描かれています。ドラマが進むにつれて、彼女の強さと仲間たちの絆がますます際立つエピソードとなりました。
ネタバレ:逆境に立ち向かう小霓
承天(しょうてん)の展示会に向けて謝小霓は意気揚々と準備を進めますが、そこにライバル・顔文秀(ぶんしゅう)の妨害が入ります。顔文秀は展示会を台無しにするべく、協力を申し出た他の女性たちを事前に説得し、参加を拒むよう仕向けていました。
展示会当日、協力者が来ないという緊急事態に直面した謝小霓。しかし、彼女は冷静さを失わず、伯父と承天に即興で「参軍戯」を披露させ、場をつなぎます。この機転で観客の笑いを誘うものの、伯父たちのネタは続かず、雰囲気が悪化。
その後、謝小霓と元香(げんこう) は協力者たちを説得しようと奔走しますが、状況は改善せず、彼女たちは展示会の中止を検討します。そんな中、蘇文宇(そぶんう)と夜容(やよう)が舞姫たちを連れて登場。舞姫たちは「芸を売るが身は売らない」という矜持を持っており、謝小霓の恩を返すため協力を申し出ます。
展示会は再開され、夜容の美しい舞姿が観客を魅了。謝小霓が手掛けた衣装も舞姫たちによって見事に映え、方氏の名声は一気に広がります。一方、顔文秀はこの状況を見て悔しさを感じるものの、手立てがなくその場を去ります。
展示会が成功し、伯父や伯母は謝小霓に感謝の意を伝えます。さらに蘇文宇は、展示会成功のお礼として謝小霓を山茶花鑑賞に誘い、彼女もこれに応じます。このやり取りが、彼女たちの関係を進展させるきっかけとなる予感を残します。
一方、欧陽子虞(おうようしぐ)は京城への帰途で、心の中で謝小霓への想いを募らせています。そんな彼に対し、蘇文宇は謝小霓への愛を宣言。二人の間に緊張感が漂い始めます。
最後に、顔文秀が制衣職人たちを集め、謝小霓に対抗する陰謀を画策。蘇文宇がこれを知り、顔文秀に激怒する様子が描かれました。謝小霓はその裏工作にも動じず、方氏の未来を見据えて敢然と挑む決意を固めます。
つづく