【霓裳(げいしょう)/謝小霓(しゃしょうげい)~七色に輝く虹の如く~】第2話あらすじネタバレ

第2話では、霓裳(げいしょう)/謝小霓(しゃしょうげい)の世界にさらに深く引き込まれる展開が盛りだくさん!謎の男・欧陽子虞(おうようしぐ)が謝家に運び込まれ、彼の正体や背景が少しずつ明らかになりそうな予感。謝小霓(しゃしょうげい)の天然でお節介な性格が炸裂する一方、謝家を取り巻く刺繍大会の緊張感も増してきます。

昏睡の王子、目覚める!謎の男の正体は?

前回の崖からの転落事故で意識を失っていた欧陽子虞(おうようしぐ)は、謝小霓に助けられ、謝家に運び込まれます。彼女はその端正な顔立ちに思わず見惚れてしまうものの、目覚めた彼は奇妙な行動ばかり。包子(パオズ)が大好物らしく、目覚めるや否や、テーブルの包子を何個も一気に平らげます。その食いしん坊ぶりに、謝家の人々は呆然。さらには、頭を打った影響で心智(知能)が子供並みに退行していると診断され、彼の奇行に拍車がかかります。

欧陽子虞を「包子(パオズ)」と呼び始めた謝小霓は、彼をまるでお人形のように扱い、化粧まで施して遊びます。しかし、彼女の無邪気さに触れるうちに、欧陽子虞が少しずつ心を開き始めた様子が描かれます。彼女に近づき、思わずキスしてしまう場面にはドキドキが止まりません!

刺繍大会の波乱と、謝家の挑戦

一方、謝家では「刺繍大会」が間近に迫り、家族全員が忙しい日々を送っています。大会のテーマは「春」、参加者はそれぞれの才能を駆使して作品を仕上げねばなりません。しかし、ライバルである蘇家(蘇(そ)家)の作品は、圧倒的な技術力を誇る大型双面刺繍(両面刺繍)で、謝家はその差に危機感を抱きます。

そんな中、謝小霓の素朴なアイデアが採用されることに。彼女が描いた「一輪の桃花(とうか)」をモチーフに、シンプルながらも春を象徴するデザインを完成させます。この選択がどのような結果をもたらすのか、次回への期待が膨らみます。

別れの涙、そして再会の予感…

謝家に滞在していた欧陽子虞ですが、彼を探す者たちの影がちらつき、謝小霓の父(しゃふ)は彼を家から追い出そうと決断します。謝小霓は涙ながらの別れを告げますが、欧陽子虞はまるで子供のように彼女にすがりつき、「自分を捨てないで」と懇願します。この切ないシーンで、小霓の心情が痛いほど伝わり、視聴者の心も揺さぶられる展開になっています。

つづく