あらすじ
第24話では、謝小霓(しゃしょうげい)と欧陽子虞(おうようしぐ)の関係が急展開を迎える一方で、蘇(そ)家による陰謀が香草堂を取り巻きます。宮市入りを巡る熾烈な争い、蘇功銘(そこうめい)の策略、そして最後に訪れる謝小霓の危機。人間関係の絡み合いが、さらなる波乱を予感させるエピソードでした。
ネタバレ
まず、蘇功銘(そこうめい)の店が宮市入りを目指しますが、役人たちから手数料を要求され、「骨までしゃぶられる」と愚痴る姿が描かれます。一方、欧陽子虞(おうようしぐ)は香草堂の成功を祝う宴を開き、謝小霓(しゃしょうげい)や家族が招かれます。宴の中で、元香(げんこう) は承天(しょうてん)に対して不満を漏らしたり、舅が小琴(しょうきん)に贈り物を贈ったりと、家族の複雑な関係が浮き彫りになります。
そんな中、欧陽子虞(おうようしぐ)は謝小霓に密かに手を握るという大胆な行動に出ますが、謝小霓は困惑しつつも彼への好意を感じ始めます。その後、二人は散歩中に甘い時間を過ごし、欧陽子虞が花束とともに「心を閉ざさずにいてほしい」と告げ、謝小霓にキスをします。二人の関係はさらに深まり、ロマンスが加速する瞬間が描かれます。
一方で、承天は元香に西州で購入した簪をプレゼントしますが、元香はその真意を疑い、結局怒って承天を簪で刺してしまうというコメディタッチのシーンも。微妙な距離感を持つ二人の関係に視聴者は思わず笑ってしまうでしょう。
また、蘇(そ)家では蘇功銘(そこうめい)が蘇文宇(そぶんう)と顔文秀(ぶんしゅう)の婚礼準備を進める一方で、家族内の不和が深刻化します。蘇文宇は謝小霓がまだ生きていることを知り、香草堂へ急行しますが、彼女から冷たい態度を取られます。承天も登場し、蘇(そ)家の罪を非難しますが、証拠がないため、二人はその場を引き下がるしかありません。この一件で蘇文宇は葛藤し、謝小霓への「償い」を考えるようになります。
さらに、宮市入りを巡る争いも激化。香草堂がリストに載らないことを不審に思った欧陽子虞は、高大人(こうたいじん)や袁道成(えんどうせい)との駆け引きを続けます。商人たちが洛(らく)王府で騒ぎを起こす一方で、蘇(そ)家が裏で妨害している疑いが濃厚となり、欧陽子虞は謝小霓を励ましながら策を練り始めます。
最後に、謝小霓が伯母の勧めで外出しますが、その先はなんと蘇(そ)家。彼女は危険を察知して逃げようとしますが、娣児(ていじ)に侍衛を連れて阻まれてしまい、緊迫した状況がラストシーンを飾ります。果たして、謝小霓はこの危機をどう切り抜けるのでしょうか?
つづく