あらすじ

謝小霓(しゃしょうげい)と蘇文宇(そぶんう)、欧陽子虞(おうようしぐ)の三角関係がますます複雑化し、宮市をめぐる香草堂と蘇(そ)家の対立も白熱する展開を見せました。特に謝小霓の決意と欧陽子虞との絆が強調されるシーンが印象的で、蘇文宇の切ない姿が視聴者の心を揺さぶります。次回、ラン昭公主(らんしょうこうしゅ)の登場が物語にどんな影響を与えるのか、ますます目が離せません!

ネタバレ

第25話では、物語が一層深みを増し、愛憎劇と権力争いが複雑に絡み合います。まず、娣(てい)儿が謝小霓(しゃしょうげい)を蘇府に招き入れるところから始まります。謝小霓は、蘇功銘(そこうめい)が自分を襲撃した件を探るため、仕方なく顔文秀(ぶんしゅう)に会うことになります。

顔文秀は、謝小霓を挑発しながら、自分が蘇文宇(そぶんう)と結婚する予定だと宣言。それだけでは飽き足らず、謝小霓に化粧や衣装の準備を依頼します。さらに顔文秀は意地悪をして、謝小霓に自分の足で化粧の効果を試すよう要求。謝小霓は怒りを抑えつつ応じますが、顔文秀の嫌味が止まらず、ついに謝小霓は我慢の限界に達し、反撃。娣児(ていじ)も加わり、謝小霓の持ち物を壊してしまいます。

そこに蘇文宇(そぶんう)が登場。顔文秀が「少奶奶(しょうないな)」と自称したことに激怒し、彼女を平手打ち。蘇文宇は謝小霓を追いかけ、「自分と一緒に京城を離れよう」と提案しますが、謝小霓は冷たく拒絶。その場は欧陽子虞(おうようしぐ)が間に入り、謝小霓を蘇府から連れ出しました。

欧陽子虞(おうようしぐ)は謝小霓に対して「蘇文宇に二度と会わないように」と忠告。謝小霓も素直に従いますが、欧陽子虞は嫉妬心を隠しきれず、少し拗ねた様子を見せます。そんな二人の距離が徐々に近づくのが感じられました。

一方で、欧陽子虞が主導する宮市(きゅうし)の準備が進む中、香草堂と蘇(そ)家の競争が激化。謝小霓は香草堂の商品をサンプルとして街中で試用させるという戦略を展開します。これにより、庶民の支持を得ることに成功。一方、顔文秀は銀子(ぎんす)なしで勝負しようと決意を固めます。

そんな中、欧陽子虞が笛を吹き、謝小霓を訪ねます。彼はラン昭(らんしょう)公主が来ることを知らせ、香草堂にとって絶好のチャンスだと助言。さらに大胆にも謝小霓にキスを要求しますが、元香(げんこう) に見られてしまい、気まずい雰囲気に。結局、笛を置いて立ち去る欧陽子虞ですが、二人の距離感は確実に縮まっています。

その夜、蘇文宇は酒に酔い、謝小霓に詰め寄ります。「自分と一緒になると約束したのに、欧陽子虞と一緒にいるなんて」と責めますが、謝小霓は毅然とした態度で「私の心には欧陽子虞だけ」と宣言。蘇文宇は失意のまま夜の街をさまよいます。

翌朝、蘇文宇は蘇(そ)家に戻り、発熱して倒れてしまいました。顔文秀が娣児に命じて彼を部屋へ運び込み、医者を呼ぶ場面で幕を閉じます。

つづく