あらすじ

謝小霓(しゃしょうげい)と顔文秀(ぶんしゅう)の間の緊張はますます高まり、友情と嫉妬が交錯する中、欧陽子虞(おうようしぐ)の一途な想いが明らかになります。公主の大胆なアプローチや、玉をめぐる策略など、波乱万丈の展開が続く第31話。愛憎劇の行方は果たしてどうなるのでしょうか?

ネタバレ

今回は人間関係がますます複雑化!嫉妬、誤解、そして策略が入り乱れる展開に目が離せません。

① 友情か裏切りか?

謝小霓(しゃしょうげい)は、顔文秀(ぶんしゅう)の突然の「仲直りの提案」に戸惑います。顔文秀が刺繍した香囊(こうのう)を渡し、さらに身に着けていた玉を贈ると言い出しますが、謝小霓は拒否。しかし、顔文秀が涙を流す始末で、仕方なく受け取ることに。顔文秀は「あなたと蘇文宇(そぶんう)のことを応援する」と言いつつも、「洛王(洛(らく)王)が蘇文宇(そぶんう)なんて眼中にない」と挑発的な言葉を口にする始末。この一言で謝小霓の怒りは爆発寸前に!

一方で、玉卿(ぎょくけい)は白柔児(はくじゅうじ)に「謝小霓は友達じゃない、ただのライバルだ」と吹き込み、白柔児の心に疑念を植え付けることに成功します。友情にひびが入りそうな気配です…。

② 公主(こうしゅ)と欧陽子虞(おうようしぐ)の微妙な関係

蘇文宇は商会の新会長としての役目を果たすため奔走中。その頃、公主は欧陽子虞(おうようしぐ)を遊びに誘いますが、またしても拒否され、仕方なく謝枫(謝楓(しゃふう))を誘おうとするも、彼も不在。焦れた公主は中原の服を着て欧陽子虞の帰りを待つことに。

一方、欧陽子虞は手下の小路(しょうろ)を使い、高府(こうふ)への潜入捜査を実施。そこで、高夫人に監禁されている傅三(ふさん)を発見しますが、傅三が「この件を暴露してやる!」と騒ぐ姿を見て、欧陽子虞は「まだ泳がせておこう」と冷静に判断します。

帰宅後、公主が待ち構えており、無理やり疏園(そえん)へ連れ出される羽目に。比武大会を企画した公主は、そこで劉子瑄(りゅうしけん)と対戦し、見事勝利。欧陽子虞は気乗りせず参加を拒否しますが、ついに公主の熱意に負け、軽く手合わせをすることに。結果は公主の敗北。しかし、彼女は欧陽子虞にしつこく絡み、謝小霓の嫉妬心を煽る形に…。

③ 玉をめぐる策略と対決

一方、顔文秀は謝小霓を陥れるため盗まれた玉を利用しますが、謝小霓は逆に顔文秀の計画を見抜き、見事に反撃。顔文秀の策略を暴き、彼女の顔をつぶします。これにより、顔文秀は謝小霓に対して完全に敵意を剥き出しに…。

④ 欧陽子虞の本心

夜、欧陽子虞は琴を弾きながら物思いにふけります。公主は酔った勢いで「最初にあなたに出会った15歳のときから想い続けている」と告白しますが、欧陽子虞は「感情は強制できない」と断固拒否。「心に決めた人がいる」と語る彼の一途な態度に、公主は納得できず、諦めないと決意します。

つづく