あらすじ

第37話では、謝小霓(しゃしょうげい)が隠された真実に迫る中で、宮市局の帳簿を巡る争いが激化。陰謀と裏切りが絡む展開の中、蘇功銘(そこうめい)の死や謝小霓の失踪が描かれ、物語はさらなる波乱を予感させる展開となった。次回、全ての謎が少しずつ明かされていくのか?

ネタバレ

第37話は、緊迫感のある展開と登場人物たちの思惑が交差するスリリングなエピソードでした。物語の中心には、謝小霓(しゃしょうげい)と欧陽子虞(おうようしぐ)が隠された真実に迫る姿が描かれ、視聴者を釘付けにします。

謝小霓の危険な潜入と新たな手がかり

謝小霓は、宮市局の記録を手に入れるために、巧妙に口実を作って趙執事(ちょうしつじ)の部屋へ潜入。しかし、趙執事が不在の間に記録を探していたところで、突然誰かが戻ってきます!小霓は慌てて隠れ、隙を見て記録を盗み出すことに成功。この記録を持ち帰り、欧陽子虞(おうようしぐ)に見せると、そこには彼女の家族の運命を決定づけた真実の一端が隠されていました。

しかし、彼らが求める完全な証拠を得るには、宮市局の帳簿が必要。欧陽子虞は「自然と協力者が現れる」と意味深な言葉を残します。

陰謀と裏切りの渦中での犠牲者

一方、袁道成(えんどうせい)と高大人(こうたいじん)は、欧陽子虞の動きを警戒。高大人は密室に隠した金銀財宝を手放す計画を立てますが、彼の強欲ぶりが更なる問題を引き起こしそうな気配です。

そんな中、家族の失墜を嘆く蘇功銘(そこうめい)が黒衣の男に襲撃され、首を折られた上に自殺に見せかけられるという悲劇が発生。蘇文宇(そぶんう)は父の死に大きな疑念を抱き、独自に調査を始めます。そして、蘇功銘(そこうめい)が残した手紙から、彼が謝家の事件に深く関与していたことが明らかに。

欧陽子虞の反撃の準備と緊迫の宴席

欧陽子虞は、傅三(ふさん)から高大人の密室と宮市局の不正についての情報を聞き出し、これを利用して袁道成(えんどうせい)と高大人を罠にかける計画を立てます。彼は宴席を準備し、二人を招待。しかし、袁道成はこの招待が「罠」であることを察知し、慎重に行動します。

同時に、謝小霓に危機が迫ります。彼女の元に「元香(げんこう) を捕らえた」との脅迫状が届き、謝小霓は急いで元香(げんこう) を探しますが、元香は姿を消していました。袁道成も謝小霓の出自について調査を進めており、物語はさらなる混迷を深めていきます。

エピソードのクライマックス

欧陽子虞の計画が進む一方で、袁道成は洛(らく)王府の周囲に不穏な動きを察知し、宴席への出席を取りやめます。そして、謝小霓が突然行方不明になったことが発覚。果たして、彼女の行方は?元香の安否は?次回への期待を高める終わり方でした。

つづく