「霓裳(げいしょう)/謝小霓(しゃしょうげい)~七色に輝く虹の如く~」第6話では、ついに物語が大きく動き出します!主人公・謝小霓(しゃしょうげい)が見せた機転や努力、そして新たな人物との出会いが描かれ、視聴者をぐっと引き込む展開となりました。以下、詳しくネタバレをお届けします!

学費を稼ぐための奮闘、嫉妬の矛先

謝小霓(しゃしょうげい)は学費を払えないため、日々働いて補填しています。そんな中、帳簿のミスを見抜き、承天(しょうてん)からの信頼を得ます。彼女の計算能力の高さに感心した承天(しょうてん)は、彼女にさらに教えを請うことに。

しかし、謝小霓の努力を見て面白くないのが、意地悪三人娘、金蝉(きんせん)、玉翠(ぎょくすい)、そしてリーダー格の顔文秀(ぶんしゅう)。顔文秀は「いくら頑張ったところで、私たちには敵わないわ」と小霓を見下します。しかし、そんな挑発にも小霓は冷静そのもの。「争うつもりはない」と相手にせず、自分の勉強に集中します。

梅姨(ばいい)の怒りと雲娘(うんじょう)の優しさ

金蝉と玉翠が謝小霓に雑用を押し付ける場面もありましたが、これに激怒した梅姨(ばいい)が登場。「謝小霓はあんたたちの召使いじゃない!」と一喝します。さらに、雲娘(うんじょう)も彼女をそっと気遣い、冷たい風に当たらないよう配慮。こうして小霓は梅姨と一緒に住むことになり、少しずつ環境が良くなっていきます。

雲娘は小霓に「三ヶ月で結果を出せなければ、学びをやめてもらう」と厳しい条件を提示。しかしその裏にある彼女の優しさを、梅姨は理解していました。

新たな展開、欧陽子虞(おうようしぐ)の登場

一方、物語は二年後へと進みます。ここで新たに登場するのが、欧陽子虞(おうようしぐ)。彼は淮州(わいしゅう)での水害について洞察力を発揮し、周囲の注目を集めます。そして雲娘の工房「雲錦荘(うんきんそう)」に近い場所に滞在することになり、小霓たちとの接点が生まれます。

そんな中、顔文秀がまたもや悪知恵を働かせ、小霓に無理難題を押し付けます。その結果、雲娘が激怒し、小霓を含む全員が罰を受ける羽目に。しかし、小霓は仲間を守るため、自ら進んで責任を負おうとします。この姿勢に承天は感動し、彼女を庇おうと奮闘しますが、雲娘は「謝小霓の義理堅さを試しているだけ」と冷静に見守っていました。

運命の再会と新たな試練

そんな中、運命の再会が訪れます。欧陽子虞(おうようしぐ)が雲娘の工房を訪れ、小霓と対面。彼は彼女に興味を抱き、直接名前を尋ねます。小霓は「霓裳(げいしょう)/謝小霓(しゃしょうげい)」と名乗り、彼に従う意思を示します。しかし、欧陽子虞は彼女にどこか見覚えがある様子。小霓は必死に「淮州出身で京城には行ったことがない」と否定しますが、この再会が今後の物語にどう影響するのか、期待が高まります。

つづく