いや〜、『テレサ・テン 歌姫を愛した人々』、どんどん面白くなってくるよね!前回は、ヤートウ(後のテレサ・テンね!)の歌の才能がチラッと見えたところで終わったけど、第3話はもう、その才能がキラキラ輝き始める回だったよ!早速、あらすじとネタバレいっちゃうね!

小さな秘密と初めてのマイク

まずね、前回ヤートウがお茶っ葉を盗んだんじゃないかって疑われてた件!あれ、実は友達のドゥアン・ニン(囡囡とも呼ばれてるね)からもらったものだったんだって。「二人だけの秘密だよ」って言われてたから、ヤートウは黙ってたんだね。健気だよねぇ。

お母さんのジャオ・スークイは、娘を疑っちゃったことを反省して、歌が大好きなヤートウのためにラジオを買ってあげるの。もう、ヤートウは大喜び!ラジオを抱きしめて離さない姿が可愛すぎた!

そんなある日、同僚のスーチュアンの結婚式があって、歌手がステージで歌ってたんだけど、ヤートウはもう目が釘付け!「私も歌いたい!」って気持ちが溢れちゃって、なんと自分からステージに上がって歌手にマイクをねだるの!度胸ありすぎでしょ(笑)。結局、歌手のお姉さんと一緒に歌うんだけど、これがまた可愛いんだわ。

でも、そんなおめでたい席で事件発生!父ちゃんデン・シュウの知り合い?ヘイゴウの昔の敵が殴り込みに来て、結婚式は大混乱!父ちゃん、見て見ぬふりできなくて、ヘイゴウと一緒に応戦しちゃうんだ。後で同僚に「処分受けても構わん!軍人辞めてもいい!」なんて啖呵切っちゃうんだけど、ちょっと危なっかしいよね…。

一方、ヤートウは歌手にマイクを返しながら、「マイクって電気がないと鳴らないんだ!」「歌うとお金もらえるんだ!」ってことを知って、ますます歌への憧れを強くするんだよね。この頃からもう、歌姫の片鱗が見えてる!

嵐の夜、試される絆

そんな中、大型台風「グロリア」が襲来!家は浸水するわ、雨漏りするわで大変なことに。デン・シュウ夫婦は子供たちを守るので精一杯だったんだけど、ふと隣のドゥアン家のことを思い出す。あそこは母ジョウ・ミンと娘ナンナンの二人暮らし。父ちゃん、嵐の中、ナンナンを助けに行くんだよ。男気あるよね!

連れてこられたナンナンは怖くてブルブル震えてるんだけど、そこでヤートウが歌を歌ってあげるの。そしたらナンナンも落ち着いてきて…。その様子を見てるデン・シュウ夫婦の誇らしげな顔!「うちの子、すごい!」って思っただろうね。

でも、台風の被害は深刻で、電気は止まるし家は壊れるし…。さらに悲しいことに、隣のチェン夫人の息子シャオミャオが、この台風で命を落としてしまうんだ…。

そこに、見回りから帰ってきたドゥアン家の父、ドゥアン・リーティエン。妻のジョウ・ミンは「なんで私たちを置いていったのよ!」って大激怒。夫は夫で反論するんだけど、溝は深まるばかり。「あなたはデンさん(デン・シュウ)に比べて…」なんて言われたもんだから、ドゥアン・リーティエンは荷物まとめて家を出て行っちゃうんだよ…。あーあ、夫婦喧嘩は切ないね…。

不思議な力と新しい生活

台風の後、軍人村の移転が決まるんだけど、息子のシャオミャオを亡くしたチェン夫人は「息子が帰ってきたとき家がなかったら可哀想だ」って言って、頑なに引っ越しを拒否。しかも包丁持っちゃってて、かなり危ない雰囲気…。

そこに現れたのが、我らがヤートウ!チェン夫人に駆け寄って、何やら耳打ちするんだ。そしたら、あれだけ頑なだったチェン夫人が、コロッと態度を変えて「引っ越します」って言うの!

一体何を言ったの!?って兄ちゃんたちも興味津々。ヤートウが言うにはね、「シャオミャオは、ずっとこの家から出たがってたんだよ。台風の日に外に出たのも、ここから離れたかったから。でもね、ママがいるところがシャオミャオのお家なんだよ」って伝えたんだって。…深くない?子供ながらに、人の心を動かす言葉を知ってるんだよね。すごいわ、ヤートウ。

そして一家は「安邦新村」っていう新しい村に引っ越し!みんな嬉しそうで、新しい生活にワクワクしてる感じが伝わってきたよ。

新年と歌への道

引っ越してすぐに新年がやってくる。家々には春聯(しゅんれん:赤い紙に縁起の良い言葉を書いたもの)が貼られて、子供たちは爆竹を鳴らして大はしゃぎ!お正月ムード満点!

お母さんは、父ちゃんとヤートウに「チェンさん一家を年越しのご馳走に誘ってきなさい」って頼むの。ヤートウは持ち前の明るさと賢さで、まだ悲しみの中にいるチェン夫人をうまく誘い出すんだよね。本当にしっかり者!

外では花火が鳴り響く中、チェン夫人は亡くなったシャオミャオを想ってる。ヤートウはそんなチェン夫人に線香花火を渡して、「これに火をつけると、会いたい人が見えるんだよ」って言うの。チェン夫人が火をつけると、線香花火を持ってクルクル回るヤートウの姿が、まるでシャオミャオみたいに見えたんだろうね…。涙なしには見られないシーンだったよ…。

月日は流れて、ヤートウの歌への情熱はますます燃え上がるんだけど、その一方で学校の勉強は全然ダメ(笑)。九九も覚えられないって、ちょっと心配になるレベル…。

周りの人たちからも「歌わせてあげなよ〜」って言われて、お母さんもついに折れる!「勉強をおろそかにしないなら」っていう条件付きで、ヤートウが歌うことを許すんだ。やったね、ヤートウ!

一方、父ちゃんは退役を考えてるみたい。給料が安いからって言ってるけど、同僚のスーチュアンは「それだけじゃないだろ?」って勘付いてる感じ。父ちゃんにも何か思うところがあるんだろうね…。

いやー、第3話も盛りだくさんだった!ヤートウの才能が開花し始めて、周りの人たちとの関係も深まって、ますます目が離せない展開になってきたね!

つづく