被告人 第4話 あらすじ/ネタバレ

緊張の第4話、政宇の記憶と真実への鍵が明らかになる!

第1審まであと1週間。 膨大な資料に囲まれ、必死に準備を進める政宇。しかし、そんな彼の元に冷酷な命令が下る。刑務所長は、政宇を慣れ親しんだ環境から引き離し、資料を没収。そして、それらをチャ・ソノに渡してしまう。

闇く湿った独房に閉じ込められた政宇。 記憶は断片的にしか蘇らず、まるで誰かに消されたかのように。それでも、清白を証明する意誌は消えていない。テスに助けを求めるも、唯一脱出方法は「再び記憶を失うこと」だと告げられる。絶望の中、政宇は床に刻まれた文字に希望を見出す。血だらけの手で文字を刻み続け、わずかな光をつかもうとする。

一方、刑務所の別の場所では、シン·チョルシクが叫び声を上げている。 彼は自分が無実だと主張し、床下の秘密を明かす代わりに自由を求める。刑務所長の突然の訪問は、取引をさらに複雑にするが、鉄植は秘密を口にせず、頑なに沈黙を守る。

徐ウネは、政宇の権利を守るため再び立ち上がる。 カン・ジュニョクに友人として第2審の延期を依頼するが、俊赫は政宇の記憶喪失の謎にはもっと深い秘密が隠されていると考える。かつて4人で食卓を囲んだ温かい光景を思い出し、胸を痛める。

チャ・ソノもまた、平穏とは程遠い日々を送っている。 父から押し付けられた課題は、グループの優秀な剣士との対戦。夜遅く、彼は練習室で1人剣を振るい、過去の不公平への怒りと悔しさをぶつける。兄・チャ・ミノの先端恐怖症の診断書は、彼の心に疑念を生み、静かな戦いが始まっていた。

最終的に、政宇と鉄植は不平等な取引を成立させる。 テスの協力で2人は解放され、政宇は床下の重要な情報「鈴の音」を知る。この言葉は鍵となり、記憶の扉を開く。徐ウネの励ましを受け、政宇は彼女が唯一の希望だと信じ始める。

夜が明け、政宇はパク・ハヨンの誕生日の夜の記憶をたどる。 突然鳴り響くドアベル、ユン・ジスの戸惑う姿、そして自分自身の曖昧な感覚。すべてがその夜の異常さを示唆している。朝になり、政宇は新しい手がかりを携えてカン・ジュニョクのもとへ。2人は協力して真実を暴くことを決意する。

時はパク・ハヨンの誕生日の夜へ。 政宇が眠りに落ちた後、ユン・ジスは1人で家の安全を守っていた。ドアベルが夜の静寂を破り、悲劇の幕が開く。カン・ジュニョクの出現は、偶然なのか陰謀の一部なのか? すべての謎は、今後の捜査で明らかになっていく。

第4話感想

第4話は、緊張感と謎が交錯する展開で、目が離せない内容でした。特に、政宇が独房で記憶を取り戻そうとするシーンは、彼の苦悩と強い意誌が伝わってきて、胸を打たれました。また、鉄植の叫び声や、善浩の葛藤など、各キャラクターの心情が丁寧に描かれており、ドラマへの没入感が高まりました。

一方で、第4話では多くの謎が提示され、今後の展開が気になります。政宇が床下に隠した「鈴の音」とは何なのか、パク・ハヨンの誕生日に何が起こったのか、カン・ジュニョクの真の目的は何かなど、謎が解き明かされる日を心待ちにしています。

つづく