『軍検事ドーベルマン』第13話 あらすじ/ネタバレ

緊張が高まる中、ト・ベマンとチャ・ウインは、ホン・ムシュウを軍法で裁こうと決意します。一方、カン・ガシュンは密かに行動し、重要な証拠が入ったハードディスクをヨン・ムングに渡し、彼の信頼を得て、一時的に自分への脅威を緩和します。この行動により、ヨン・ムングはカン・ガシュンの協力姿勢を信じ、姜への圧力を緩めることにしました。

一方、イ・ジェソクは怒りを込めてノ・ファヨンに会いに行き、なぜ裏切ったのかと問いただしますが、ノ・ファヨンの行動は世間から賞賛され、イ・ジェソク自身も恩恵を受けているため、怒りは徐々に収まり、複雑な感情に陥ります。

ホ・ガンインは代表としてホン・ムシュウを刑務所で訪ね、愛国会に見捨てられたという残酷な現実を突きつけます。ホン・ムシュウは絶望の中で、ト・ベマンに、チャ・ホチョルが持っている愛国会を覆す秘密ファイルが、自分の命を奪う原因になったことを明かします。ト・ベマンは疑問を抱き、ノ・テナムがそのファイルに触れたかどうかを確かめるために、ノ・テナムに会いに行くことを決意します。

その頃、ノ・テナムは、マ兵長に虐められているビョン・サンホを慰め、壊れた眼鏡を修理し、もう我慢しないように励ましています。しかし、ノ・テナムの善意はビョン・サンホの心の崩壊を防ぐことはできませんでした。マ兵長から母親への脅迫と長年の虐待を受けたビョン・サンホは、ついに爆発し、自分を虐めた軍人たちに銃を乱射し、悲劇を引き起こします。アン・スホも不幸にも命を落とします。しかし、混乱の中、ビョン・サンホはノ・テナムには情けをかけ、銃を渡して一緒にマ兵長に復讐しようと誘います。ノ・テナムは驚き、母親に助けを求め、駆けつけた特殊部隊に逮捕されます。

ノ・ファヨンは現場に駆けつけますが、最初に気にしたのは息子の安否ではなく、ノ・テナムが事件に関与しているかどうかでした。この光景は、現場にいた人々の心を寒くさせます。ト・ベマンたちも現場に駆けつけ、ビョン・サンホの行動の背後には何か隠された事情があるのではないかと気づきますが、ノ・テナムたちはマ兵長の圧力に屈して沈黙し、真実を隠そうとします。

ヨン・ムングは、これを機に、ノ・テナムを病院に見舞い、愛国会の秘密ファイルを知っているかどうかを尋ねます。しかし、ノ・テナムは精神的に崩壊しており、有益な回答をすることができません。この突然の出来事は、各勢力の闇闘をさらに激化させ、今後の展開にさらなる伏線と謎を残しました。

第13話の感想

第13話は、衝撃的な展開が続いた回でした。特に、ビョン・サンホの暴走とノ・テナムの逮捕は、今後のストーリーに大きな影響を与えそうです。

ビョン・サンホがなぜここまで追い詰められたのか、その背景が気になります。また、ノ・テナムは本当に秘密ファイルを知っているのでしょうか? 彼の精神状態が心配です。

一方、ト・ベマンとチャ・ウインは、ホン・ムシュウを軍法で裁こうと決意しました。しかし、ヨン・ムングはカン・ガシュンと手を組んで、彼らを妨害しようとしています。果たして、ト・ベマンたちはホン・ムシュウを裁くことができるのでしょうか?

つづく