軍検事ドーベルマン 第7話 あらすじ/ネタバレ

緊迫の軍隊の中で、ト・ベマンはヨン・ムングに衝撃的な決断を下す。彼はヨン・ムングに多額の資金を返却し、契約の更新を拒否したのだ。この行動はヨン・ムングの怒りを爆発させ、彼は製御を失いかける。しかし、ト・ベマンは新たな計画を心に秘めていた。彼はチャ・ウインと手を組み、復讐の道を歩むことを決意する。揺るぎない支持者であるユン・サンギは、ト・ベマンの側に立ち続け、未来に待ち受ける困難に共に立ち向かうことを躊躇なく表明する。

一方、ノ・テナムはト・ベマンの「裏切り」を知る由もなく、依然彼を仲間として信頼していた。予期せぬ取調室での遭遇で、ノ・テナムの喜びは溢れ出るが、彼は自分がト・ベマンが巧妙に仕掛けた罠に一歩一歩近づいていることに気づいていない。ト・ベマンは表面上は従順な態度を示しながら、密かに情報を引き出し、時が熟すのを待っていた。そして、チャ・ウインの息の合った連携のもと、ノ・テナムに突然の「製裁」を加え、彼の意誌に従わざるを得ない状況に追い込む。

息子の脱走事件で面目を失い、イ・ジェソクから厳しく叱責されたノ・ファヨンは、ト・ベマンとチャ・ウインに公正な処理を要求する。ト・ベマンは密かに計画を立て、ノ・テナムが責任逃れのためにアン・スホを陥れた真相をアン・スホに伝え、彼に直接ノ・テナムに対処させる。復讐の幕が静かに上がる。

同時に、ヨン・ムングはついにチャ・ウインの真の正体を暴く。彼女は復讐のために軍隊に入ったのだ。実は、数年前、ウォン・ギチュンはヨン・ムングと手を組み、チャ・ウインの父であるチャ・ホチョルを濡れ衣を著せて会社を奪い取っていた。チャ・ウインは地雷英雄として崇められているウォン・ギチュンを見るたびに怒りが込み上げ、一刻も早く父のために復讐を果たしたいと願っていた。この緊張した瞬間に、キム・ハンヨンという軍人が突然ウォン・ギチュンを銃撃し、現場は混乱に陥る。捜査の結果、キム・ハンヨンがウォン・ギチュンに救われた中隊長の弟であることが判明し、事件はさらに謎を深める。

ト・ベマンとチャ・ウインは迅速に捜査を開始し、キム・ハンヨンの犯行動機を明らかにしようと決意する。ノ・ファヨンが長官として圧力をかけてくる中、ト・ベマンは事件の放棄を頑なに拒否し、逆にノ・ファヨンに幹渉しないよう要求する。ノ・ファヨンはイ・ジェソクの側近としての地位を固めるため、イ・ジェソクの軍事区へのホテル建設計画を故意に妨害し、自分の価値を証明して、イ・ジェソクに今後も重用されたいと願う。

綿密な捜査の結果、ノ・ファヨンとチャ・ウインは、キム・ハンヨンがウォン・ギチュンに発砲したのは、兄が負傷した背後にある真実を知ったからだと推測する。さらに驚くべきことに、チャ・ウインはウォン・ギチュンが人命救助のために足を失ったという英雄譚は全くの虚構であり、彼の両足は無事であることを発見する。この発見により、ト・ベマンは行動を起こすことを決意する。彼は弁護士のファン・ジェグンを自分の「代役」に仕立て上げ、キム・ハンヨンを弁護させ、公の場でウォン・ギチュンの嘘を暴く。

しかし、ト・ベマンがウォン・ギチュンの「義足」を強く叩いた瞬間、思いもよらない真実が明らかになる。ウォン・ギチュンの左足は本当に義足だったのだ。この光景は、場にいた全員を驚愕させた。ト・ベマンとチャ・ウインは言葉を失い、呆然と立ち尽くす。

第7話感想

第7話は、衝撃的な展開が続くスリリングなエピソードでした。ト・ベマンがヨン・ムングに契約を更新しないと宣言したことで、2人の関係は完全に決裂し、復讐の道へと歩み始めます。

一方、ノ・テナムはト・ベマンの真意に気づかず、彼を信頼し続けている様子が描かれました。しかし、ト・ベマンは巧妙な罠を仕掛け、ノ・テナムを窮地に追い込みます。

また、チャ・ウインの復讐の動機が明らかになり、物語にさらなる深みを与えました。彼女は父を陥れたウォン・ギチュンへの復讐を誓い、軍隊に入隊したのです。

さらに、ウォン・ギチュンが人命救助のために足を失ったという英雄譚は嘘だったことが判明し、彼の真の姿が明らかになりました。

つづく