SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜第5話 あらすじ/ネタバレ

ヨンジェはキム・ジュヨンのオフィスにナイフを持って現れ、母親の復讐をしようとします。ハン・ソジンは慌ててヨンジェを止め、ミョンジュの死はキム・ジュヨンとは関係ないと説得します。キム・ジュヨンの行動はヨンジェを励ますためであり、ミョンジュが本当に失望したのはヨンジェが自分と家を出ようとしたことだと説明します。しかし、ヨンジェは母親が自分を本当に愛していたとは思えず、面子を保つためだけに振る舞っていたと考えていました。そして、母親が自殺したのはキム・ジュヨンの挑発のせいだと主張します。ヨンジェは感情が高ぶり、キム・ジュヨンにナイフを突き刺そうとしますが、ハン・ソジンがキム・ジュヨンをかばい、刺されてしまいます。その瞬間、キム・ジュヨンの秘書であるチョ先生が警備員を連れて駆けつけ、ヨンジェは逃げ出します。キム・ジュヨンはハン・ソジンを病院に連れて行き、ハン・ソジンに恩義を感じ、今後もカン・イェソの指導をしっかり行うと約束します。

一方、イ・スイムはイェビンとスハンの窃盗行為に驚き、夫のファン・チヨンに相談します。ファン・チヨンは孤児院時代に自分が窃盗をした経験を語り、当時の孤児院院長だった現在の義母が謝罪に連れて行ってくれたことで、二度と窃盗をしなくなったと明かします。イ・スイムも子供は過ちを犯した後にこそ親の指導と愛情が必要であることを理解し、ハン・ソジンとジンヒに伝えようと考えますが、ファン・チヨンはスカイキャッスルの親たちから再び攻撃されるのではないかと心配します。

ジンヒはスハンとイェビンを迎えに行った際、スハンが自習の時間に10分遅刻した理由を問い詰めます。スハンはイ・スイムを待っていたから遅刻したと嘘をつきます。家に帰ると、ジンヒはイ・スイムにスハンの遅刻を報告しますが、イェビンはすぐにイ・スイムに連絡して知らせます。ハン・ソジンはイェビンに今後、自分が送り迎えをすることと、毎日指紋認証で登校時間を確認することを伝えます。その後、ハン・ソジンはイ・スイムを呼び出し、他人の子供に幹渉するなと警告します。イ・スイムはイェビンの窃盗について伝えようとしますが、ハン・ソジンは聞く耳を持たずに立ち去ってしまいます。

翌日、キム・ジュヨンの秘書は盧ノ・スンヘに電話をかけ、キム・ジュヨンがソジュンとギジュンの指導を断ったことを伝えます。盧ノ・スンヘがキム・ジュヨンを説得しようとすると、チャ・ミニョクが盧ノ・スンヘの電話を奪い、キム・ジュヨンに大声で怒鳴ります。キム・ジュヨンの拒否を受け、チャ・ミニョクは自分で子供たちの指導を続けることを決意します。盧ノ・スンヘは心配になり、子供たちが再び父親の虐待を受けるのではないかと不安に駆られます。そこで、盧ノ・スンヘはイ・スイムの家を訪ねて助けを求めます。イ・スイムは盧ノ・スンヘに母親として子供を守るべきだと伝え、盧ノ・スンヘも自分の力で子供たちを守ると決意します。

一方、病院ではカン・ジュンサンの患者たちが不満を募らせていました。ファン・チヨンはカン・ジュンサンが担当した患者のレントゲンを見て、多くの問題点があることに気づきます。そこで、ファン・チヨンは脊椎センターの部長を引き受けることを決意します。夜、イ・スイムは再びイェビンが窃盗をしたコンビニを訪れ、店長に謝罪するように促します。しかし、店長はイェビンが代金を支払っていたと証言し、イ・スイムは驚愕します。

第5話の感想

第5話は、緊張感と衝撃に満ちた展開が続きました。ヨンジェのキム・ジュヨンに対する復讐未遂、ハン・ソジンの自己犠牲、イ・スイムの葛藤、そして盧ノ・スンヘの決意など、登場人物たちの複雑な感情が描かれていました。

特に印象に残ったのは、ハン・ソジンの自己犠牲です。彼女はヨンジェの凶行からキム・ジュヨンを守り、命を落とす危険にさらされました。この行動は、彼女がキム・ジュヨンに恩義を感じているだけでなく、ヨンジェの未来を案じていることを示しています。

また、イ・スイムの葛藤も注目すべき点です。彼女は子供たちの教育熱心な母親たちの中で、唯一良識を保とうとしています。しかし、彼女の発言は他の親たちから攻撃される可能性があり、その葛藤が丁寧に描かれていました。

つづく