相続者たち 第10話 あらすじ/ネタバレ

キム・タンの巧妙な誘導でチャ・ウンサンは姿を消し、ヨンドは不審に思いながらキム・タンとチャ・ウンサンの関係を暴こうと決意します。ヨンドの追求に、キム・タンは主動的に出撃し、崔社長のオフィスを訪れて2度の衝突について謝罪します。この行動にヨンドは驚き、崔社長のオフィスに駆けつけます。しかし、崔社長はヨンドを歓迎せず、キム・タンが去った後、ヨンドを厳しく叱責し、簡単にいじめられると非難します。

崔社長のオフィスを出る前に、ヨンドは横のドアの後ろに隠れている女性を発見します。彼はこの機会に崔社長の私生活を皮肉り、崔社長は常に放任主義で、母親まで巻き込んでいるのかと責めます。これにより、崔社長は激怒します。

エレベーターの中で、キム・タンとヨンドは偶然に出くわし、緊張した雰囲気になります。キム・タンは、2人の争いが家族に影響を及ぼすべきではないと提案しますが、ヨンドは挑発的に、チャ・ウンサンは争いの唯一の「挟み餅」になると言います。キム・タンはヨンドにチャ・ウンサンに手を出さないように警告しますが、ヨンドは無視します。

一方、ヨンドはホテルで皿洗いの罰を受けていると、エスター・リーが訪ねてきますが、ヨンドは冷たくあしらいます。ホテルのロビーで、エスター・リーは崔社長と親密な女性に出くわし、気分が重くなります。彼女はすぐにユン室長に会いたいと連絡しますが、ユン室長はちょうど彼女の後ろにいて、2人は微咲みながら話し始めます。崔社長の突然の出現が彼らの会話を中断し、彼はエスター・リーとユン室長の親密さに不満を表明します。エスター・リーは、崔社長自身の私生活が混乱していることを皮肉で返します。

キム・タンの母親であるハン・ギエは息子のことを心配していますが、キム・タンが帰宅すると母子で心温まる会話をします。キム・タンは母親に謝罪し、母親が受けた委屈を理解していると伝え、ハン・ギエは喜びます。キム・タンはメッセージでチャ・ウンサンに連絡しようとしますが、チャ・ウンサンの自動返信に落胆します。その後、キム・タンはチャ・ウンサンが帰宅するのを待って酒蔵に連れて行き、ヨンドに2人が付き合っていると嘘をついたのはチャ・ウンサンを守るためだったと告白します。しかし、チャ・ウンサンはキム・タンの行動に納得せず、2人の間に溝が生まれます。

学校では、キム・タンとヨンドが訓練キャンプに申し込まなかったことが注目を集めます。特にヨンドはチャ・ウンサンが参加すると知り、自ら参加を希望します。キム・タンの冷淡な態度とヨンドの積極的な行動は対照的です。レイチェルはキム・タンとヨンドの微妙な関係に興味を持ちますが、キム・タンは口を閉ざしたままです。期末試験の結果が発表され、キム・タンは最下位となり面目を失いますが、チャ・ウンサンは良い成績を収めます。

訓練キャンプでは、ボナとチャンヨンの甘い交流が注目を集めます。ヨンドはチャ・ウンサンのテント設営を手伝いますが、その様子をミョンスが盗撮し、チャ・ウンサンがキム・タンの家から深夜に帰ってきたことを思い出し、疑念を抱きます。

第10話の感想

物語が進むにつれて、キム・タンとチャ・ウンサンの関係は複雑になっていきます。キム・タンはチャ・ウンサンが心の壁を越える方法を探し、チャ・ウンサンもキム・タンの誠意を徐々に感じ始めています。2人の関係は一連の波乱を経て、新しい方向に進展しようとしているようです。同時に、レイチェルの婚約破棄とキム・タンの家族の内部矛盾は、今後の展開に伏線を張っています。

つづく