相続者たち 第13話 あらすじ/ネタバレ
キム・タンとチャ・ウンサンの甘い関係に波乱
韓国の学校で、キム・タンとチャ・ウンサンの仲は深まる一方。しかし、その関係は波乱に満ちていた。
キム・タンはチャ・ウンサンに、アメリカで危険な時に一緒に逃げようと手を握ったことを覚えているかと尋ねる。チャ・ウンサンは直接答えず、キム・タンを強く抱きしめた。その仕草にキム・タンは温もりと感動を感じた。
一方、エスター・リーとレイチェルの会話は、家族の背後にある複雑な打算を明らかにする。エスター・リーは、キム・ウォンが帝国グループの会長になるために、当面は金家との婚約を解消しないが、その間により多くの株式を吸収するつもりだと語る。権力争いが決著したら、レイチェルとの婚約も一緒に処理すると。レイチェルは怒りと無力感に苛まれ、ヨンドにキム・タンの真実を知っていながら隠していた理由を問い詰める。ヨンドは、それは自分の「切り札」だとし、レイチェルに黙っているよう警告した。
キム・タンとチャ・ウンサン、そしてヨンド
キム・タンはチャ・ウンサンをミョンスのアトリエに連れて行き、そっとパスワードを変更した。そのため、ミョンスは中に入ることができなくなる。ミョンスは中に人がいると思い込み、必死にドアを叩く。キム・タンはチャ・ウンサンを見ながらいたずらっぽく咲う。2人の間には気まずさと甘さが漂う。
翌日、3人は一緒に学校に行く。キム・タンはチャ・ウンサンに手を差し伸べ、公然と交際する決意を示すが、クラスメートの噂を呼んだ。そこに突然ヨンドが現れ、チャ・ウンサンに今後は電話に出るようにと警告する。その言葉にはキム・タンへの不満が滲んでいた。
学校では、チャ・ウンサンが放送室でレイチェルの挑発に遭う。キム・タンはチャ・ウンサンをかばい、レイチェルから平手打ちを受ける。チャ・ウンサンは悲しみでトイレに逃げ込み、キム・タンは外でチャ・ウンサンを慰める。
複雑に絡み合う関係
一方、チャンヨンとボナ、そしてイソルの間でも複雑な感情が渦巻いていた。ボナはチャンヨンとチャ・ウンサンの仲を妬み、イソルと衝突する。レイチェルはイソルの家庭環境を利用して、彼女を攻撃し復讐する。キム・タンはイソルをかばい、ヨンドと再び衝突する。チャ・ウンサンは2人の争いを止めようとするが、心の中では不満が募っていく。
キム・タンは交際を公にしたことで家族から猛仮対を受け、父親から家を追放される。彼はチャ・ウンサンに助けを求め、最終的にはミョンスのアトリエで夜を明かす。キム・ウォンはキム・タンを家に受け入れるものの、冷たい態度で接し、キム・タンは前例のない孤独を感じた。
キム・タンとチャ・ウンサンの別れ
一方、金会長は家族の利益を守るために、チャ・ウンサンを留学させ、キム・タンとの関係を断絶させることを決める。この決定は、キム・タンとチャ・ウンサンを深い悲しみに陥れた。さらに、ヒョシンの突然の倒壊は、キム・タンをさらに不安にさせた。彼は自分の行動が家族に大きな迷惑をかけているのではないかと気づいた。
チャ・ウンサンがアルバイトをしているカフェで、ヨンドは彼女と深く話そうとするが、チャ・ウンサンの冷たい態度に困惑する。キム・タンの介入によって、2人の関係はさらに複雑になってしまったようだ。
第13話感想
第13話は、キム・タンとチャ・ウンサンの関係が大きく進展する一方で、家族や友人との複雑な関係が浮き彫りになる回でした。
キム・タンとチャ・ウンサンは、韓国の学校で徐々に距離を縮めていきます。キム・タンがチャ・ウンサンに、アメリカで危険な時に一緒に逃げようと手を握ったことを覚えているかと尋ねるシーンは、2人の絆の深さを表しているように感じました。しかし、キム・タンの家族からの仮対や、ヨンドからの圧力は、2人の関係を不安定なものにします。
特に、キム・タンが父親から家を追放されるシーンは、見ていて胸が痛くなりました。家族の利益のために、チャ・ウンサンとの関係を断絶させられるという展開は、ドラマの緊張感を高めています。
つづく