不滅の恋人 第13話 あらすじ/ネタバレ
ソン・ジャヒョン、イ・フィの運命は?
ソン・ジャヒョンはイ・フィを探すため、男装して香を焚くふりをして、密かにルシゲと共に屋敷を抜け出した。大殿では、彼女の身代わりが熱心に拝んでいる。一方、イ・フィも脱出計画を立てており、その目には決意と知恵が光っていた。
その頃、イ・ガンとドゥ・ジョンゴは、イ・フィを「裏切り者」として排除するため、偽の闇殺計画を企てていた。夜になり、船で海を渡っている最中、船頭は利益のために値上げを要求し、遅く進もうとしたが、ルシゲに武力で鎮圧され、船は波を切り裂きながら進み続けた。ソン・ジャヒョンの失踪を知ったイ・ガンは、部下に沿岸を捜索させ、彼女を連れ戻そうと必死だった。
ソン・ジャヒョンの母は、娘が駆け落ちしたことを知り、心を痛めて縁を切ると決意し、成家にはもうこの娘はいないと宣言した。一方、イ・フィの屋敷では、黒衣の刺客が襲撃し、人々は逃げ散った。イ・フィはたった一人で強敵と対峙し、追い詰められた末、ドゥ・ジョンゴの不意打ちの矢を受けて海に落ち、生死不明となった。ドゥ・ジョンゴは父仇を討ったと報告し、翌日、遺体を引き取るのを待っていた。
橋桐島にたどり著いたルシゲとソン・ジャヒョンは、イ・ガン一行がイ・フィと思われる遺体を運んでくる場面に遭遇する。草のカーテンがめくられ、衣服を確認したソン・ジャヒョンは悲しみに暮れ、気を失いそうになる。宮中では、主上の食事に毒が盛られ、人心は動揺していた。イ・ガンはこれを機にイ・フィの死を報告し、大妃は悲憤に暮れ、ヒョビンは幼い主君を守ることを誓う。
イ・ガンは表面上は涙を流して弔意を表しているが、内心は冷酷で、何の感情も湧いていなかった。ドゥ・ジョンゴは「遺体」を埋葬するよう命じ、ソン・ジャヒョンは涙を流しながらも止めることができなかった。ルシゲは、ドゥ・ジョンゴとイ・ガンの陰謀を盗み聞きし、疑念を抱いて逃亡する。ヒョビンは初めて大妃に公然と仮抗し、母子の安全のため王位を譲るよう求めた。
イ・ガンは即位し、群臣に大規模な恩賞を与え、チャンアン大君は首相となり、ドゥ・ジョンゴも昇進し、朝野に議論を呼んだ。ユン・ナギョムは中宮の座を得たものの、大妃から冷ややかな言葉を浴びせられ、ヒョビンには敬意を払うよう命じられた。イ・ガンはソン・ジャヒョンを宮殿に呼び寄せようとするが、成家の妨害に遭う。ソン・ジャヒョンは冷静に対処し、ヒマシ油の粉を交換条件に、自発的に宮殿に入ることを提案するが、そこには別の思惑が隠されていた。
第13話の感想
第13話は、衝撃と感動の連続でした。ソン・ジャヒョンのイ・フィへの愛の深さ、イ・フィの命をかけた脱出劇、そして、イ・ガンとドゥ・ジョンゴの陰謀が明らかになるなど、見どころ満載でした。
特に、ソン・ジャヒョンが男装してイ・フィを探しに行くシーンは、彼女の決意と勇気を強く感じさせられました。また、イ・フィが黒衣の刺客と戦うシーンは、ハラハラドキドキしながら見守りました。
しかし、イ・フィが海に落ちて生死不明になったシーンは、とても悲しかったです。ソン・ジャヒョンの悲痛な表情に、胸が締め付けられる思いでした。
一方、イ・ガンとドゥ・ジョンゴの陰謀が明らかになったシーンは、怒りと憎しみが込み上げてきました。彼らの冷酷さと卑劣さに、言葉もありません。
つづく