不滅の恋人 第18話 あらすじ/ネタバレ
イ・ガンは、チャンアン大君が毒薬を拒否し、ドゥ・ジョンゴに殺害されたことを知ると、心中に波紋が広がりました。しかし、彼は昔日の盟友を厚葬するよう命じ、チャンアン大君の助けがなければ今日の地位を得られなかったことを痛感しました。孤独に包まれたイ・ガンは、ソン・ジャヒョンへの想いが募ります。部下はソン・ジャヒョンを連れてきて、彼の苦しみを和らげようと提案しますが、イ・ガンは愛する人を再び危険にさらすことを拒否します。
一方、イ・フィは輿論の力を利用し、イ・ガンが小皇を殺害したという噂を街中に広め、同時に小皇が生きているという噂を流布させ、民衆の怒りを買います。ソン・ジャヒョンはイ・ガンの監視を巧みにかわし、衣服を作ることを理由にイ・フィと密会します。チャンアン大君の死を深く悔やむイ・フィを、ソン・ジャヒョンは優しく慰め、犠牲を受け入れ、前に進むよう励まします。イ・フィはソン・ジャヒョンの成長と強さに感動し、彼女を最も頼もしい支えとします。
イ・フィと太上王が生きているという知らせを大妃に伝えるため、ソン・ジャヒョンは自ら誌願し、手紙を安全に届け、戻ってくることができると約束します。イ・フィは疑念を抱きますが、ソン・ジャヒョンの決意に心を動かされます。2人の信頼関係は、チョ・ヨギョンの羨望の的となります。チョ・ヨギョンとソン・ジャヒョンは互いに心を開き、イ・フィはチョ・ヨギョンに人生の目標を見つけ、自分の価値を大切にするよう励まします。
イ・ガンは、太上王が生きているという噂に敏感になり、噂を封鎖するよう命じ、同時に領相の空席を補充することを拒否します。この行動は、朝臣たちの不満を招き、彼はチャンアン大君の事件で疑心闇鬼になり、誰も信用しなくなったと考えるようになります。イ・ガンは壁の文字からイ・フィの筆跡を感じ取り、彼が本当に死んでいないのではないかと疑います。
この頃、朝廷は腐敗が横行しており、イ・フィはイ・ガンが祖先を祭る際に仮撃することを決意します。ソン・ジャヒョンは宮殿に入って大妃に謁見しようとしますが、ユン・ナギョムの妨害に遭います。2人は口論となり、ソン・ジャヒョンはわざとユン・ナギョムを怒らせます。ソン・ジャヒョンは無事にイ・フィの直筆の手紙を大妃に渡し、太上王の真の状況を明らかにし、メッセージを伝え続けるために自由に出入りできる許可証を大妃に求めます。
ソン・ジャヒョンが入宮したことを知ったイ・ガンは、すぐに彼女を召し出します。イ・ガンの尋問に対して、ソン・ジャヒョンは王妃の地位をちらつかせ、巧みにかわします。イ・ガンは疑念を抱きますが、ソン・ジャヒョンの言葉に惑わされ、彼女が自分の利益のために動いていると信じてしまいます。しかし、ソン・ジャヒョンの真の目的は、イ・ガンの陰謀を暴き、イ・フィと太上王を守ることにありました。
事態が緊迫する中、ソン・オクが明の使節団を連れて帰国し、禅譲を確認するために太上王に直接会いたいと要求します。イ・ガンは窮地に追い込まれ、太上王の行方を全力で捜索するよう命じます。権力、忠誠、愛をめぐる戦いが静かに幕を開けます。
第18話の感想
第18話は、緊張感と感動が入り混じった、見応えのあるエピソードでした。イ・ガンの孤独と策略、ソン・ジャヒョンの勇気と機転、イ・フィの成長と決意、そして各キャラクターの思惑が交錯し、物語が大きく動き始めました。
特に印象的だったのは、ソン・ジャヒョンの成長と強さです。彼女はイ・ガンの監視を巧みにかわし、イ・フィと密会し、大妃に手紙を届けるなど、重要な役割を果たしました。また、イ・フィを励まし、チョ・ヨギョンにアドバイスするなど、精神的な支柱としても活躍しました。彼女の勇気と行動力は、物語に大きな推進力を与えています。
また、イ・ガンの孤独と策略も印象的でした。彼はチャンアン大君を失い、疑心闇鬼に陥り、誰も信用できなくなりました。しかし、その一方で、権力を維持するために策略を巡らし、イ・フィと太上王の行方を追います。彼の複雑な心理描写は、物語に深みを与えています。
つづく