不滅の恋人 第6話 あらすじ/ネタバレ

北方の戦火が激化する中、イ・ガンの陰謀が動き出し、朝廷は混乱に陥る。

主上は戦況を聞いた後、重臣を集めて対策を協議しようとしたが、突然倒れてしまう。この事態に、イ・ガンは動揺するどころか、むしろ得意げな様子を見せる。チャンアン大君は、これを天命と受け取り、戦を利用して廃立を企てる。イ・ガンはそれに賛同し、世弟の擁立を主張するよう臣下に命じる。

しかし、孝嫔の父は世弟擁立に仮対し、自ら出陣して戦を収めると宣言する。その忠義心に、多くの人が心を打たれる。一方、宮殿の前には多くの官僚が集まり、大妃に国本を定めるよう懇願する。孝嫔は涙ながらに、老いた父を出陣させないでほしいと大妃に訴える。その様子を見た主上は、孝嫔の願いを聞き入れる。

ユン・ナギョムはイ・ガンの世弟擁立計画を知り、側近として力を尽くすことを誓う。二人は動物の血を飲み交わし、固い絆を結ぶ。ユン・ナギョムの兄も、イ・ガンに忠誠を誓い、共に戦うことを決意する。

ユン・ナギョムは、大妃に世弟妃候補を調査するという名目で入宮する。候補者はソン・ジャヒョンであることが判明し、ユン・ナギョムは複雑な心境になる。イ・ガンも好奇心を抑えきれず、ユン・ナギョムと共にソン・ジャヒョンに会う。ソン・ジャヒョンは純真無邪な性格で、大妃の好感を得る。ユン・ナギョムはソン・ジャヒョンの性格が宮廷生活に合わないと主張し、大妃に考え直すよう説得するが、大妃はソン・ジャヒョンをふさわしい候補者と認める。

ソン・ジャヒョンは宮殿を出る際にイ・ガンと出会い、イ・ガンは愛を告白する。しかし、ソン・ジャヒョンは運命は天が決めるものだと拒否する。その様子を見たイ・ガンは、無力感と怒りを覚える。

一方、大妃はイ・フィを世弟に冊立すると発表するが、臣下から仮対を受ける。チャンアン大君は、自ら出陣して戦を収め、イ・フィを副将にすることで能力を証明させることを提案する。これは一見公正に見えるが、実はイ・フィを殺害する目的がある。

大妃はチャンアン大君の陰謀を理解しているが、何もすることができない。イ・フィは前例のない危機に直面し、その運命はいかに?

第6話の感想

第6話は、イ・ガンの陰謀が本格的に動き出し、朝廷が混乱に陥る展開がスリリングでした。イ・ガンの野心と、それを阻止しようとする孝嫔や大妃の奮闘が描かれており、目が離せない内容でした。

特に印象的だったのは、孝嫔の父が自ら出陣を宣言するシーンです。老いた身でありながら、国のために命を懸けるという忠義心に感動しました。また、ソン・ジャヒョンの純真無邪な性格が、大妃の心を打つシーンも微咲ましく、このドラマの癒しポイントになっていると感じました。

しかし、イ・ガンとユン・ナギョムの野心は、今後ますます朝廷を混乱させるでしょう。イ・フィは大きな危機に直面しており、彼の運命がどうなるのか、目が離せません。

つづく