華政 第1話 ネタバレ
夜
山道を歩くチャン長官とその部下。辺りは闇く、不穏な空気が漂っている。草むらを調べながら進む二人だったが、チャン長官は足を踏み外し、穴に落ちてしまう。
穴の中
気を失っていたチャン長官が目を覚ますと、そこにはボロボロの服を著た人物が座っていた。近づいてみると、その人物は既に息絶えていた。恐怖に震えるチャン長官。
宮殿
王子でありながら、王位継承を認められていない光海君。父である王は、光海君を太子にしようとはしなかった。光海君は父のために宮殿を建設していたが、王は光海君の忠誠心を疑い、太子にするつもりはないと告げる。
光海君と貞明
光海君の異母妹である貞明は、光海君よりもかなり年下。光海君は貞明に、私的な場では「兄上」と呼ぶように提案する。喜んだ貞明は、光海君の提案を受け入れる。しかし、光海君は貞明をからかい、貞明は不機嫌そうにその場を去る。
王宮
光海君の父と家臣たちが政務について話し合っている。家臣たちは光海君の父の言葉に恐れをなし、意見を述べることができない。光海君の父は家臣たちに意見を述べるよう促すが、誰も口を開こうとしない。貞明は遠くから様子を伺っている。
太子への執念
太子になることを望む光海君は、殿の外で跪いて誠意を示す。家臣が殿内で光海君の父に話をするが、光海君の父は太子にすることを拒否する。家臣は光海君の父の偏見を非難するが、光海君の父は動じない。
過去の記憶
光海君は殿の外で跪き続け、父に太子にしてくれるよう懇願する。父は再び、太子になることを諦めるよう光海君に言う。
光海君は父との過去の出来事を思い出す。倭寇が沿岸地域を荒らし回り、人々を苦しめていた頃、臨海君は部下を率いて倭寇と戦った。倭寇を次々と倒していく臨海君だったが、銃で撃たれて負傷してしまう。
民衆の怒り
倭寇の襲撃により、光海君の父は皇宮から逃げ出そうとする。しかし、民衆は光海君の父を逃がそうとせず、皇宮の外で抗議する。光海君の父は轎子の中に隠れて民衆と対峙することを避ける。民衆は光海君の父を裏切り者と罵り、轎子に押し寄せようとする。
その瞬間、光海君が現れて轎子の中に誰もいないと嘘をつく。民衆は光海君の言葉を信じて轎子を開けるのを諦める。光海君は民衆と共に戦うことを宣言し、民衆は歓声を上げる。
兄弟愛と野心
光海君は臨海君との思い出を思い出す。臨海君は酔っ払って倒れていたところを光海君に助けられた。光海君の父は光海君を認めておらず、太子にするつもりはない。光海君の父は、新しく生まれた王子を溺愛している。
光海君は太子になることを諦めず、父の死を願うようになる。光海君の父が重病に倒れると、光海君は皇宮を訪れる。光海君の父は床に伏せっており、光海君は以前の敬意を捨て、父の死を望むような表情を浮かべる。
光海君の父はもはや話すことができない。光海君は本性を表し、父が死ぬことを心待ちにしている。光海君の父は驚きと怒りで光海君を見つめる。光海君は病床にある父を嘲咲うように見つめる。光海君の父は病状が悪化し、命が危うくなる。光海君は父が早く死ぬことを願っている。隻有そうすることで、太子になり、そして皇帝になることができるからだ。
第1話の感想
第1話は、光海君の権力闘争と野心が描かれた、緊迫感のあるスタートでした。光海君が太子になることを切望している様子が伝わってきました。また、光海君の父と光海君の確執も浮き彫りになり、今後の展開が気になります。
光海君の父は、冷酷で権威主義的な人物として描かれていました。彼は、光海君の能力を認めておらず、太子にすることを拒否しています。光海君の父は、新しく生まれた王子を溺愛しており、それが光海君の怒りを買っているようです。
第1話では、光海君の兄弟である臨海君も登場しました。臨海君は、勇敢で忠誠心の強い人物として描かれていました。光海君と臨海君の兄弟愛は、ストーリーの重要な要素になると思われます。
つづく