シンデレラと4人の騎士 第12話 あらすじ/ネタバレ
夜が訪れ、ハウォンの携帯電話のバッテリーが切れ、自動的に電源が切れてしまった。彼女は母親の遺骨が安置されている霊堂の前に一人取り残され、涙を流した。その涙には、母親への尽きることのない思いと悲しみが込められていた。その時、ジウンが現れた。彼は何も言わずにハウォンを強く抱きしめ、言葉よりも行動が大切であることを伝えた。ハウォンはジウンの腕の中で感情を解放し、二人はそれぞれの日々の出来事を語り合い、彼女の気持ちは徐々に落ち著いていった。
一方、ハヌル家では、カン・ソウとカン・ヒョンミンが筏橋おばさんからハウォンの状況を知り、心配していた。幸いなことに、ハウォンは無事にこの大家族に戻ってきた。翌朝、ソウはハウォンのために朝食を作り、ヒョンミンはそばでそっと見守りながら、ヘジの姿を探していた。
一方、ジウンは熟考の末、ヘジにハウォンへの本当の気持ちを打ち明けることにした。ヘジの問いかけに、彼は誠実に謝罪し、同じ気持ちを与えることはできないと認めた。この場面を、窓の外からヒョンミンが聞いていた。彼は帰国直後にヘジに冷たく接したことを思い出し、複雑な気持ちになった。
ジウンがハヌル家を出ると、困っているカン・ヨンジンに出くわした。同情した彼はカン・ヨンジンを喫茶店に誘い、お金を貸して彼の窮地を救った。しかし、これはカン・ヨンジンが仕組んだ巧妙な詐欺であり、彼はジウンからさらに多くのお金を要求した。
一方、リー秘書はファ・ジジャの異変に気づいた。彼女は会長の遺言を変更しようと企んでいたのだ。リー秘書の問いかけに、ファ・ジジャは自分が大局を考えていると主張し、株主総会を開くことに決めた。そして、ハウォンはカン・ヨンジンからメッセージを受け取り、感謝の気持ちから彼を夕食に誘った。しかし、カン・ヨンジンの真の姿が明らかになり、彼はギャンブルにのめり込み、ハウォンから利益を得ようとしていた。
一方、ヘジは一人でバーに座り、苦い思いをしていた。ヒョンミンの友人が彼女に近づこうとしたが、彼女は断った。その時、ヒョンミンはヘジが俊秀と会っていることを知り、現場に駆けつけ、俊秀の不誠実さを暴き、ヘジを無理やり連れ出した。車での会話はぎこちなかったが、ヘジが初めて運転したことで、二人は意外にも距離が縮まった。
ジウンはカン・ヨンジンへの疑いを強め、彼のDNAサンプルを密かに採取して検査した。ハウォンとカン・ヨンジンが喫茶店で再び出会った時、彼女はカン・ヨンジンが支払った費用を断固として返却し、母親がカン・ヨンジンを選んだことに疑問を呈した。その時、ジウンがDNA検査結果を持って現れ、カン・ヨンジンの嘘を暴いた。ハウォンは、自分がずっと抱いていた感謝の気持ちは、実は詐欺だったことに気づいた。
そして、ジウンはハウォンの手を取り、この騒動から逃れるように連れ出した。二人は緑の芝生の上で戯れ、ジウンはハウォンに自分の気持ちを告白した。夕暮れの光の中、二人は深く抱き合い、このかけがえのない幸せな時間を共有した。
第12話の感想
第12話は、ドラマが大きく動き出した回だった。ハウォンとジウンの恋の行方、カン・ヨンジンの正体、そしてファ・ジジャの企みなど、多くの謎が明らかになった。
まず、ハウォンとジウンの恋の行方が気になるところだ。ジウンはヘジに自分の気持ちを伝え、ハウォンへの想いを告白した。ハウォンもジウンの気持ちに気づいているようで、二人の関係が今後どのように発展していくのか楽しみだ。
また、カン・ヨンジンの正体が明らかになった。彼は詐欺師であり、ハウォンを騙していたことが判明した。ハウォンはショックを受けていると思うが、ジウンがそばにいてくれるので、きっと乗り越えてくれるだろう。
そして、ファ・ジジャの企みも明らかになった。彼女は会長の遺言を変更しようとしているようだ。リー秘書はファ・ジジャの企みに気づいており、阻止しようとしている。二人の対決がどうなるのか注目だ。
つづく