シム・スリョンはカン・マリーと共に教育部のユン次官に会い、カン長官がチュ・ダンテから賄賂を受け取っていた証拠ビデオを見せました。目的が一緻していること、つまり不正を正すことを強調し、ユン次官に江南8学群の重点校移転計画を阻止するよう協力を求めます。

一方、イ・ギュジンは陶銳建設のロビイストが謎の美女で、ジェシカというボディガードがいることを突き止めます。ユ・ドンビルはジェシカの正体がカン・マリーだと気づき、彼女を問い詰めます。カン・マリーはチュ・ダンテとの敵対をやめるよう忠告されますが、拒否し、激しい口論になります。

チュ・ソッキョンはイタリア留学を兄のチュ・ソクフンに告げますが、彼は冷たく突き放します。心配したシム・スリョンにチュ・ソクフンは何も聞かなかったと伝えます。

ハ・ユンチョルはシム・スリョンと会う約束をしますが、チョン・ソジンにウンビョルの photos を使われ脅迫され、会うことができませんでした。約束の場所に現れたシム・スリョンを待っていたのはチュ・ダンテで、彼はその場所を壊すつもりだと告げます。

清雅芸術センターで記者会見を開いたクラークは、ウンビョルの歌声に魅瞭されます。

チン・プノンはチュ・ダンテに接触を試みますが失敗し、駐車場で彼の車を止め、脅迫して金銭を要求します。この様子をチュ・ソクフンが目撃し、葛藤します。

ペク・ジュンギはローガンの家族をうまく丸め込み、金銭を受け取ります。

シム・スリョンはカン長官の収賄事件を警察に通報し、それが陶銳建設絡みだと分かり、チュ・ダンテは大打撃を受けます。債権者に取り立てられます。

追い詰められたチュ・ダンテはソン会長に助けを求め、ペントハウスを担保に融資を受けます。しかし、ソン会長はシム・スリョンにチュ・ダンテの小切手を渡します。

陶銳建設の代表と会っていたチュ・ダンテの前にシム・スリョンが現れ、全てを企てたのが彼女だと気づきます。激しい争いの末、シム・スリョンはチュ・ダンテを気絶させ、車で轢き殺そうとしますが、チュ・ソッキョンが間一髪で助けに入ります。

ペ・ロナは清雅のオーディションを受けることをシム・スリョンに告げ、チュ・ソクフンは休学することを伝えます。ペ・ロナはチュ・ソクフンに想いを伝えますが、彼は二度と会うなと告げます。

工事現場でオ・ユニの時計が見つかり、中にはチュ・ソッキョンとソルアが双子で、チュ・ソッキョンがシム・スリョンの実の娘である証拠の録音が残されていました。チュ・ダンテに連れ去られたチュ・ソッキョンは虐待を受け、一方、ハ・ユンチョルは昏睡状態のローガンに薬を注射し、意識を取り戻させます。

第7話 感想

息つく暇もない展開の連続で、怒涛の第7話でした。シム・スリョンの復讐劇はますます激化し、チュ・ダンテとの対決はついに最終局面へと突入していく予感です。今回は特に、シム・スリョンの周到な計画性と冷徹な実行力が際立っていました。教育部のユン次官を利用し、カン・マリーを駒として動かし、そして最後はソン会長までも巻き込むその手腕は、まさに圧巻。復讐の鬼と化したシム・スリョンの執念深さに、恐怖すら感じます。

対するチュ・ダンテは、完全にシム・スリョンの掌の上で踊らされている状態。これまでのように権力と金で全てを解決できる状況ではなくなり、追い詰められていく様子が見て取れます。チン・プノンに脅迫されるシーンは、彼の弱体化を象徴しているかのようでした。

そして、ラストシーンの衝撃!オ・ユニの時計から、チュ・ソッキョンとソルアが双子で、しかもチュ・ソッキョンがシム・スリョンの実の娘であるという真実が明らかになりました。この事実は、今後の物語を大きく揺るがすことは間違いありません。チュ・ダンテに連れ去られたチュ・ソッキョンの運命、そして意識を取り戻したローガンの動向が非常に気になります。

つづく