『今からショータイム』第12話 あらすじ/ネタバレ
煌麗国と西羅国の和平交渉の中で、煌麗国の王子は誠意溢れる和平条約と共に、チョンファ姫との結婚を西羅国の皇帝に申し入れた。一方、チョンファ姫とプンベクは既に心を通わせており、共に未来を歩むことを決意していた。しかし、彼らが手を取り合って皇宮に戻ると、皇帝はチョンファ姫を煌麗国の王子に嫁がせるという別の計画を打ち明けた。
チョンファ姫はこれを拒否し、彼女の仮抗は皇帝を怒らせてしまい、宮中に軟禁されてしまう。朝廷の重臣であるハイテン・ウーは、チョンファ姫に説得を試み、二国間の同盟の重要性を強調した。西羅国が煌麗国と同盟を結ばなければ、汝亥国との戦争に直面する可能性があり、国民は戦火に苦しむことになるというのだ。皇帝もプンベクに個人的に話し合いを持ちかけ、大局のために私情を捨てて欲しいと願った。
窮地に立たされたチョンファ姫の親友、チェ・ゴム将軍はプンベクに策を授け、出徴を名目にこの是非の地を一時的に離れることを提案した。しかし、プンベクは自分が負っている責任を自覚しており、私情のために国民を危険に晒すことはできないと考えた。チェ・ゴムは密かに二人を引き合わせ、プンベクは万策尽きた中で、チョンファ姫との愛を断ち切る決意をした。この場面を偶然目撃したハイテン・ウーは、奸計を巡らし、プンベクを陥れようと企んだ。
ハイテン・ウーは煌麗国の宝石を使ってチョンファ姫を買収しようと企み、彼女が煌麗国に嫁ぐ意思があれば、プンベクの潔白を証明すると約束した。しかし、チョンファ姫は誘惑に屈することなく、ハイテン・ウーにプンベクを助けてくれるよう懇願した。ハイテン・ウーは軟化せず、プンベクの無能さを嘲笑し、チョンファ姫を失望させた。
ハイテン・ウーがプンベクに不利な行動を起こそうとしていることを知ったチョンファ姫は、宮女の助けを借りて重要な「明斗」を見つけ出し、自らプンベクを救出することを決意した。二人は逃亡中に再会し、当初の計画ではプンベクを先に逃がし、チョンファ姫が救出する方法を模索する予定だったが、ハイテン・ウーの突然の襲撃によって計画は頓挫し、二人は協力して戦うしかなくなった。
プンベクはチョンファ姫を守るためにハイテン・ウーと戦い、ハイテン・ウーはチョンファ姫の安危を脅迫して、プンベクに明斗を手渡させた。しかし、ハイテン・ウーは約束を破り、プンベクを殺そうとした。その瞬間、チョンファ姫が身を挺してプンベクをかばい、緻命傷を負ってしまった。怒りに満ちたプンベクは強力な法力を発揮し、ハイテン・ウーを倒して葫芦に封印した。彼はチョンファ姫の手を握りしめ、来世で再び結ばれることを誓った。
一方、現代世界では、チャ・チャウンは夢から覚めるとコ・スルヘが側にいることに気づき、彼女を抱きしめた。しかし、コ・スルヘは前世の記憶がないため、困惑していた。その後、3人の鬼怪が訪ねてきて、チャ・チャウンの異常な行動に戸惑う。チャ・チャウンは前世の悔恨を晴らすため、コ・スルヘに手帕を刺繍してプレゼントすることを決意し、不器用ながらもナン課長の指導のもと、徐々に技術を習得していった。
チェ・ゴムはチャ・チャウンが記憶を取り戻したことを知り、罪悪感と不安に苛まれた。彼はチャ・チャウンに、自分が過去にハイテン・ウーの脅迫を受けてプンベクを陥れた真相を告白した。二人は和解を果たしたが、チェ・ゴムは自らの過ちを償うため、封印の守護を続ける決意をした。
第12話感想
第12話は、怒涛の展開と切ない別れ、そして新たな希望が描かれた回でした。
チョンファ姫とプンベクの愛の強さと、それを阻むハイテン・ウーの悪辣さが際立っていました。ハイテン・ウーの奸計によって窮地に立たされたプンベクでしたが、チョンファ姫の決死の覚悟によって救われ、二人の絆の深さを改めて感じさせられました。
また、チェ・ゴムの苦悩と決断も印象的でした。過去に犯した過ちに苦しみながらも、最終的にはプンベクと和解し、自分の罪を償う道を選びました。
現代では、チャ・チャウンが記憶を取り戻し、コ・スルヘに手帕を刺繍するシーンが感動的でした。これは、前世の愛が今世にも繋がっていることを示唆しており、今後の展開が気になります。
つづく