『今からショータイム』第9話 あらすじ/ネタバレ
コ・スルヘは夢の中で突然、チャ・チャウンから贈られた幻想の指輪に驚いて目を覚まします。一方、チャ・チャウンは同じ夢に酔いしれ、コ・スルヘとの甘い時間を過ごして現実に戻ろうとしません。チェ・ゴムはすべてを見抜き、2人の縁は波折を経て今世で結ばれたことを感慨します。
コ・スルヘの心を掴むため、チャ・チャウンは恋愛の達人であるイ・ウンジェに相談します。テレビ番組の舞台裏で、チャ・チャウンはイ・ウンジェの魅力を目の当たりにし、試合の順番と引き換えに求婚指輪を魔法のように出すテクニックを学びます。それ以来、チャ・チャウンは魔法にかけられたように、信号待ちの隙間さえ練習に費やし、コ・スルヘにこの気持ちを伝えたいと期待に胸を膨らませています。
コ・スルヘはデートのために精心して装い、その美しさにソ·ヒスは目を奪われます。3人の鬼はそれを見て不吉な予感がし、ソ·ヒスが先に告白しないように慌てて口を塞ぎます。コ・スルヘはわけがわからず、ソ·ヒスに近づいて様子をうかがいます。2人の微妙な距離にソ·ヒスは顔を真っ赤にします。
告白に失敗したソ·ヒスは、コ・スルヘをボーリングに誘います。鬼たちはすぐにチェ・ゴムに情報を伝え、チェ・ゴムはチャ・チャウンに現場に向かうように促します。チャ・チャウンは表面上は落ち著いていますが、心の中では焦っており、ボーリング場に著くとチョン・イェジと一緒にいるように装い、コ・スルヘの前で存在感をアピールしようとします。
ボーリングの試合は白熱し、ソ·ヒスはチャ・チャウンを何度も打ち負かします。勝負の行方が分からなくなった時、鬼たちが次々と力を発揮し、超能力を使ってチャ・チャウンに有利な展開に持ち込みます。ボーリングの機械が壊れるほどの大混乱となります。コ・スルヘは異変に気づきますが、何も言わず、チャ・チャウンへの信頼を深めていきます。
一方、警察内部では闇流が渦巻いています。署長は議員の地位を得るために、真相を隠蔽し、大脚の背後にいる勢力を庇い、満月殺人事件の捜査を妨害します。次長はそれに満足しておらず、署長に息子を厳しく管理するよう警告します。ソ・署長は窮地に陥り、満月殺人魔の影が再び彼を覆い、恐怖の中で一夜を過ごし、翌日には悪魔の手に命を落とす寸前となります。
コ・スルヘとソ·ヒスの親密な様子を見て、チャ・チャウンは心を痛め、憤然と立ち去ります。チェ・ゴムはそれを察し、チャ・チャウンが用意していた指輪を取り出し、勇気を出して告白するように励まします。しかし、ソ·ヒスが本心を打ち明けてコ・スルヘに愛を告白したとき、チャ・チャウンはコ・スルヘが受け入れたと勘違いしてしまいます。しかし、コ・スルヘが本当に想っているのはチャ・チャウンなのです。
一方、巡査のイ・ヨンリョルはチョン・イェジに猛烈なアプローチをかけますが、相手にされません。ナ・グムオクはイ・ヨンリョルを気に入っていますが、安全に気をつけるようにと忠告します。そんな中、コ・スルヘは新しい事件を担当し、犯行の手口が満月殺人事件と酷価していることに気づき、満月殺人魔が再び現れたと断定します。ソ・署長は密かに黒社会と手を組み、この事件を私的に解決しようとしますが、さらに深い危険に陥っていることに気づいていません。
コ・スルヘはチャ・チャウンに助けを求め、チェ・ゴムと一緒に現場を調べます。チェ・ゴムは犯人が満月殺人魔であることを確認し、ナ・グムオクと協力して対応することにします。迫り来る戦いに備え、チャ・チャウンはチェ・ゴムの励ましを受け、自分の気持ちと向き合い、コ・スルヘに告白することを決意します。そして、それは彼らが悪と戦い、お互いを守るための始まりとなります。
第9話感想
第9話は、チャ・チャウンとコ・スルヘの恋模様にスポットライトが当たった回でした。チャ・チャウンはコ・スルヘの心を掴むために奮闘し、イ・ウンジェから求婚のテクニックを学んだり、保龄球場でソ·ヒスに勝負を挑んだりします。一方、コ・スルヘはチャ・チャウンとソ·ヒスの間で揺れ動き、自分の気持ちに戸惑います。
この回では、二人の恋の行方以外にも、満月殺人事件の謎が深まり、ソ・署長の背後に潜む闇も明らかになってきました。また、イ・ヨンリョルとチョン・イェジの恋模様も描かれ、今後の展開が気になります。
つづく