『誰も知らない』第15話 あらすじ/ネタバレ
疑惑と不信感に満ちた張基浩は、父が教会の約束を破るはずがないと信じている。彼はヨンジンに偽物ではなく本物の本を見つけるように要求するが、ヨンジンは冷静に分析し、張基浩は父に騙されている可能性を指摘する。
真実が明らかになり、ペク・サンホ は張基浩の父と不可解な取引をしていたことが判明する。この取引はペク・サンホ に土地をもたらしただけでなく、スジョンの死をも招いた。張基浩はこの残酷な事実を受け入れることができず、精神的に追い詰められていく。
ヨンジンは調査を進め、リム・ヒジョンがペク・サンホ の罪を暴く地図を盾に、彼に強要したのではないかと推測する。助けを求めた張基浩はシュー・シャンユエンを訪ねるが、リム・ヒジョンが彼を脅迫していたこと、そして張基浩が彼女の罪の証拠を握っていることを知ってしまう。
一方、警察はリュウ管家の遺体現場から重要な手がかりとなる270サイズの靴を発見し、事件解決への突破口を見出す。
ヨンジンは張基浩を警察署に連れ戻す途中、張基浩はペク・サンホ が病室に設置した盗聴器をヨンジンに渡す。二人の間に微妙な信頼関係が芽生え始める。ヨンジンはウンホとの深い絆を語り、張基浩に心の安らぎを与える。
警察署に戻ると、警察は監視カメラの追跡からペク・サンホ の部下であるウ・グンソクを容疑者として特定する。
張基浩はヨンジンに自身の生い立ちを打ち明ける。彼は長年父から無視され続け、自分を証明したいと願っていた。彼はペク・サンホ を捕まえるための囮になることを提案するが、ヨンジンは安全上の理由から強く仮対する。
捜査が進むにつれ、警察は呉ドゥフンの複数の罪状を把握する。それにはリュウ管家の埋葬現場やウンホのバッグを奪われた現場の証拠が含まれていた。ヨンジンは手がかりをもとに千禧ホテルまで追跡するが、呉ドゥフンはすでに逃走していた。しかし、警察は最終的に位置情報を追跡して彼を逮捕する。
取調べ室で呉ドゥフンは沈黙を貫き、すべての罪を一人で背負おうとする。ヨンジンは鑑定科の録音と指紋の証拠から、ハルの殺人事件と今回の事件の関連性を発見する。
一方、ヨンジンを心配したソヌはファン科長に会い、三人で酒場で情報交換をする。ヨンジンは事件の進展を報告し、ファン科長はヨンジンの努力を称賛する。
張基浩は自らの手で行動を起こすことを決意する。彼は教会での講義を利用して巧妙な芝居を打ち、ペク・サンホ のDNAサンプルを入手することを企てる。ヨンジンは危険な計画だと知りながらも、張基浩の決意に心を動かされる。
教会で張基浩の講演は大きな拍手を浴び、ペク・サンホ も約束通り姿を現す。表面上は友好的な二人のやり取りには裏があり、張基浩はペク・サンホ のDNAサンプルを手に入れることに成功する。
第15話の感想
第15話は衝撃的な真実が明らかになり、物語が大きく動き出す重要な回でした。張基浩が父親の欺瞞に気づき、絶望に陥る姿には心が痛みました。一方、ヨンジンは冷静に事件を追跡し、真実を暴こうとする姿が印象的でした。
特に印象に残ったシーンは、張基浩がペク・サンホ のDNAサンプルを手に入れるために教会で芝居を打つ場面です。緊迫感溢れる展開にハラハラさせられ、張基浩の決意と勇気に感動しました。
また、ヨンジンと張基浩の関係にも変化が見られました。最初は互いに不信感を抱いていた二人ですが、徐々に信頼関係を築き始めています。今後の二人の関係にも注目です。
つづく